こんにちは、自然派美容師の野下です
今日は激しい突っ込みをうけそうなテーマ
『白髪染めは地球に還るのか』
考えてみたいと思います
なぜ今これを書こうと思ったかというと
自分の髪がきれいになるのか?
という利己的な質問よりも
地球環境にとってどうなの?
という広い視野を感じる質問をしてくださる方の方が多くなってきています
そういう世の中であってほしいと思うのと同時に、そういった方に納得のいく情報をネット上に残したいので私の考えを書きます
白髪染めってざっくり大きく言って
①ヘアカラー
1剤と2剤を混ぜ合わせて染めるもの
②ヘアマニキュア
髪の毛表面に直接染料をくっつけるもの
③ヘナ
ヘナやインディゴなどハーブの粉末を水で溶いて染めるもの。化学物質入りのものもたくさんある
④ハナヘナ
天然ハーブだけを使用したもの
どれが良い悪いではなく
どんなものなのか、知って選んでほしいです
これらの中身が何なのか、美容商材屋さんでチェックしてきました
まず①ヘアカラー
ジアミンにフェノール類、毒物のオンパレードですね
0.028mg/lで水性生物の半数致死量(゜ロ゜)
ヘアカラーの場合、これらの1剤にオキシドール6%とか3%とかのクリーム状になった2剤を混ぜて使います
そうすることで、ジアミンが酸化して色が発色
だんだん色が変化してくるんですね
②ヘアマニキュア
ビニールのクリームに直接染料が入っている感じですね
ビニールの生分解性問題についてはみなさん知るところでしょうか
一応メーカー名が出ないようにしましたが
これらの商品を批判したいのではなく
これらは一般的なヘアカラーとマニキュアです
地球の命の循環に戻ることができるのかな?
みなさんはどう思いますか
おしゃれのためなら仕方ないのか
少しの工夫で状況は変えられるのか
何も考えない、何も感じない
思考停止が一番こわいです
自分の食べるものに気を使うのと同じように
地球に還すものにも気をつけられたらいいですね
長くなったので続きは後日
明日はつむぎお休みです