こんにちは
HI-GARAGEです
前回に引き続きＩ様の《シマノ》22ステラC2000SHG
整備後半レポートとなります
✓異音の出ているベアリング数点
それ以外は多少のグリス劣化という印象でした
ベアリングだけ対応すれば、大丈夫だと思っていました(この時は)
ベアリングを洗浄機にかけます
洗浄後の点検にて、、
ベアリング交換必要なしと判断しました(この時は)
グリスを充填して再使用します
クラッチも洗浄します
そこそこ汚れていました
乾燥させて、、
このロットはクラッチピンにホールがありません
いつも言ってる通り、このタイプのクラッチはインナーもピンもこのように摩耗しやすいです
組み上げ
腰上から組んでいきます
耐久性よりは軽さをーということでしたので、オイルで仕上げます
信頼のベルハンマー
ドラグパーツを戻します
フェルトも洗浄機にかけました
ドラググリスはDG01を使用
ローターを組んでいきます
洗浄後のパーツ
グリスをしっかり塗布します
撥水グリスを塗布して、、
動作良好です
腰下を組んでいきます
まずはベアリングを装着
ギアを組んでいきます
ギアグリスはDG13を使用
良さそうかな？
こんなものかなー
調整したけど、本当にこんなものかな？
モヤモヤしながらも組み上げていき、、
さすがにビフォーアフターが少ない
違和感もそのままなので、もう一度リセット調整
リテイク
ギア類を脱脂
加えて違和感のあったベアリングも交換させていただきました
・ピニオンギアベアリング…1個
・ドライブギアベアリング…2個
純正グリスではギアのざらつきが気になるのでBOREDグリスに変更
完成しました
リテイク前よりは改善しましたが、違和感が気になります
これがうわさに聞いていた”22ステラのコツコツ病”でしょうか
ベアリングを全部新品にしたり、調整を繰り返しましたが駄目でした
整備前よりは改善しているので、ひとまずこの状態でお使いいただければと思います
(メーカーで部品交換しても解消しない例もあるみたいです)
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