こんにちは
HI-GARAGEです
※まとめて２台お預けいただけました！ありがとうございます！！
今回は釣友Ｓ氏より《シマノ》13ステラSW8000HG
の整備ご依頼をいただきました
・前回O/H約3年前
・リーリング時にゴリ感
・上死点あたりで強い引っ掛かり
遠征釣行が多く、キハダとカツオを釣りまくっているリールです
症状はかなりマズイ感じですが、各部どうなっているでしょうか…
分解作業
ノブからも異音が出ていましたが、根元側が錆びていました
海水が残っています
スプールを外して洗わないと、このように残ります
ーということで、裏側もすごいです
釣行後の水洗いから2~3週間経ってもこれくらい残ります
個人的には、毎回スプールを外して洗った方が良いと考えております
汚れは少ないです
PE3号のキャスティング用なので、負荷はそこまでではないです
防水されており、グリスは乳化していません
パッキン汚れが気になります
錆・腐食が付着しています
ピニオンギアが塩害・腐食しています
この感じだと腰下まで浸水していそうです
ローターを分解します
ラインローラーは異常なし
グリスは劣化していて、潤滑不順の状態ですね
とりあえず固着はないので順調です
腰下分解
クラッチカバーにも海水が付着しています
ピニオンギアが腐食しており、ストッパーが抜けないので
逆さまにしてクラッチを落としました
海水かな？オイルかな？
ボディを開けます
ご開帳
以前も私が手を入れていたリールです
ギアグリスはナスカグリスEP#2を使用していました
やはり保護力は抜群ですね
引っ掛かりの原因も分かりました
オシレート頂点部に腐食箇所があり、ここが抵抗になっていたようです
状況から推察するに、、
ピニオンギア周辺から浸水
↓
ウォームシャフト~メインシャフト周辺に腐食発生
↓
回転不具合
ウォームシャフト周辺の腐食が強く、色々と苦労して分解していたので
以降の画像を取り忘れていました
ひとまず壊れていたり、欠損は見当たらなかったのが救いです…
今回の作業はここまで
洗浄・組み上げは次回のレポートをお待ちください
整備のご依頼・ご相談をお待ちしております
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