こんにちは
HI-GARAGEです
前回に引き続き隠岐船長の《ダイワ》ソルティガZ6500H-ドッグファイト
整備後半レポートとなります
・古い年式で船に積みっぱなし状態
・パーツ交換は基本無し条件
分離できないベアリング問題もありました…
しっかり組み上げていきたいと思います
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ベアリングを洗浄します
ドロッドロになりました…
点検するまでもないですが、、
本来は全交換の方が良いですが今回は再利用します
ワンウェイクラッチも洗浄して組み直しました
ハンドルを組みます
防錆性の高いナスカグリースEPを使用
ドラグパーツはとくに問題ありませんでした
スプールにパーツを組み込んでいきます
グリスアップで健康的になりました
ローターを組んでいきます
プッシュピンの腐食が強いですね
だいぶきれいになりました
ベアリングは洗浄してスムーズに回るようになりました
ベイルアームの動きもスムーズになりました
洗浄後のオシレートギア
こちらもきれいですね
メインシャフトは磨いておきました
ピニオンギアに腐食はありませんでした
ただ摩耗は強めです
ドライブギアも荒れ気味です
黒ずみも多いですね
ボディにパーツを組み込んでいきます
分離できなかったベアリングはこの状態で整備したものの…
ボディへの組み込みが厳しく、、
なんとか分離できました
シャフトの歪みで引っ掛かっていたようなので、シャフト部を少しさらって調整しておきました
見た目はきれいですがベアリングのノイズを少し拾っています
ギアグリスはDG13を使用しました
ギアに合わせたボディ形状でけっこう攻めているデザイン好きです
クリアランス調整は2回ほどでキマりました
こういう患者さんの場合は一番ノイズが少ないところが無難です
フリクションリングはひび割れで限界ですね
ローターナットを締めて、、
完成しました
洗浄と注油でだいぶノイズも減ってリフレッシュしました
さすがにギアノイズは残ってますが、整備前のカサ感・シャリ感は解消できました
壊れている箇所はないので、ノイズを気にしなければまだまだお使いいただけそうです
整備のご依頼‣ご相談をお待ちしております
■ご注意■
ダイワ製リールの主要部品(ギア・クラッチ)のほとんどが修理対応品となっております
該当パーツを交換する場合は、メーカー様にお送りして交換作業を挟む必要があります
当店では洗浄・注油でなるべく再使用するスタンスですので仕上がりが十分でない場合がございます
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