前回の分解編からの続きです
ただいま電動リール勉強中にて、作業レポートとなっております
こちらの名機《シマノ》04電動丸3000Hの分解作業の続きです
お時間のある方は前回の記事もご覧ください
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
分解したパーツを点検していきます
レベルワインダーはご覧の通りかなり汚れが堆積していました
カバー側の汚れの厚みがあり、クロスギアに接触していた様子です
これだけ汚れが詰まっていると、巻き上げ・落下時の抵抗増大です
裏側まで汚れがまわっています
おそるべし海水の侵入…
予想通りスプール内は真っ黒になっています
ギアグリスが遠心力で飛び散っている様子も見られます
グリスはこってり真っ黒ですが、偏摩耗などは無さそうです
高負荷が掛かっていたら、スプールも駄目になっていたでしょう
汚れと劣化したグリスで動きは悪いですが、損傷などは見当たりません
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
クリーナーで洗浄した後の真鍮パーツです
見事に腐食していますね
巻き心地は戻りませんが、壊れているわけではないので磨いて戻します
磨きました
見た目は良くなりましたが、ギア歯面が荒れているのはどうしようもないです
ワンウェイクラッチはびくとせず、取り外せませんでした
ボディカバーに収まった状態でひたすらクリーナーで洗浄しました
ここも赤錆まみれだったので、完璧な仕上がりではないですが、、
錆まみれよりはマシです
毎度おなじみのボディの清掃作業です
アースの端子も磨いて戻していきます
ICモジュール裏側もきれいになりました
ボディ周辺はきれいになったので、パーツを組み付けていきます
樹脂ギアは腐食と無縁なので、塩害に強いですね
真っ黒まみれの減速ギアも汚れを落とせばこの通り
こちらも大丈夫でした
減速ギアを組み込んでいきます
ドラグ板は多少偏摩耗していましたが、使えないレベルではありませんでした
色々組み込んでいって…
きれいには組み上げられました
完成です
さすがにあれだけギアが腐食していたので、正直なところ巻き心地は良くないです
ただモーター巻き上げはいたってスムーズです
ですが…どうやら電子確認音が鳴りません…
その他の機能は活きているので、確認音さえ気にしなければ、まだまだ使えますね
作業受付を開始しております
条件はありますが、作業受付を開始しております
下記ご確認の上、ご査収ください
シマノ社製 電動リールに限り応相談…5,500円~
※2022.8.1追記
※電動丸シリーズ~2014年式まで対応可
※電気系統の修理・修繕は当店では対応不可
※整備は分解できる範囲での洗浄・注油による”現状回復整備”となります
※廃盤部品があった場合、整備を完遂出来ない点はご容赦願います
下記、作業ブログを参考にしてみてください
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
instagram…@hi_garage1091
twitter…@hi_garage1091
お気軽にフォローください
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
※追伸※
スマホでの閲覧においてamebloの仕様上
テーマ別が見づらくなっておりご迷惑をおかけしております
お手数ですが下記リンクをご利用ください