どんなに
今日という日を
待っていたことだろう・・・
私のスケート靴と一緒に
泣いた日から
もう
何週間になるだろう・・・
もう
一ヶ月近くになるかしら・・・
今日
３０分だけ
氷上で
滑ってみたの・・・
昨日から
恐怖感と
もし
また
痛みがあったら・・・と
怖くて
怖くて・・・
今日は
今日こそは
私の日でなければならない・・・
私の
スケートの日でなければならない・・・
痛みのない
私の
スケートの日でなければ・・・
リンクを目の前にして
ベンチに座り
右足のテーピングをして・・・
そうしたら
私達が練習するリンクでの
ホッケーの試合が長引いて
もう１５分待たなくてはならない・・・
また
１５分間
恐怖に襲われながら
待たなくてはならない・・・
緊張して
さらに
緊張して・・・
・・・・・そうしたら・・・
クリスが
すっと
私の横に座り
”おい、大丈夫か？”
と
やさしく
話しかけてきたの・・・
私は
”だめ・・・緊張しちゃって・・・”
と言ったら
クリスは
私の背中を
ポンポンと軽くたたいて
”大丈夫だよ、心配するな
笑顔は？キャシーのかわいい笑顔はどこ？”
と言う・・・
私は
自然に
微笑んでしまった・・・
ホッケーの試合が終わって
ザンボー二が製氷を初め・・・
私は
スケート靴を履いて
・・・・立って
少し膝を曲げて・・・
うん・・・
今のところは
いい感じ・・・・・・
一歩
氷の上にのると・・・
あー
なんて
すばらしい感触なのだろう・・・
なんて
すばらしい冷たい空気なのだろう・・・
・・・・・・
ストローキングをはじめ・・・
ゆっくりと
少しづつ・・・
スピードをつけて・・・
私の髪の毛が
冷たい空気の中を
ダンスし始め
やわらかい
冷たい空気が
私の顔を撫でて行く・・・
私の心が
幸せで一杯！
最高に幸せ！
ついに
痛みなしで
滑ることfができました・・・
でも
３０分だけね・・・
明日から
少しづつ
少しづつ
時間を増やしていって
早く
元の練習状態にもどらないと・・・
まず
お母さんに電話をして
痛みがないことを知らせたら
涙がでてきてしまった・・・
お母さんは
いつも影で
私を見守って
助けてくれました・・・
私が落ち込んでいる時
私が悲しい時
お母さんは
どんな言葉が私に必要か
ちゃんと知っているようで
いつも
お母さんの言葉で
私の心が和んでいました・・・
クリスも
影で
私の横で
いつも
私を支えてくれました
クリス自身が経験した
怪我の治療と回復から
いろいろと
良いアドバイスをくれました・・・
今日は
私は
幸せで一杯！・・・
それを
お祝いしようと
お母さんとクリスを
新しいフローズン・ヨーグルトのアイスクリーム屋さん
”１６ハンドルズ”へ連れて行こうとしたのに
クリスは断固として
”生きてる乳酸菌が
僕のお腹に入るなんて
ぜったいいやだ！”
と言って
行こうとしないの・・・
それではと・・・
お母さんと二人で行って
二人で
お祝いしました！
”１６ハンドルズ”は
１６種類のフローズン・ヨーグルトの
アイスクリームがあって
いろいろなトッピング
チョコレートチップ、ナッツ、フルーツ
ゼリー、クッキー、シロップ・・・などなど
とにかく２０種類ぐらいの
トッピングで
好きなのをアイスクリームにのせ
重さで値段が決まります・・・
おいしいのになー
乳酸菌がお腹に入るのが
いやだなんて・・・
クリスは変ねー
とにかく
今日は
幸せで一杯になった、キャシーでした
PS： みなさん
いろいろと
たくさん
心配していただいて
ほんとうにありがとうございました！