5年前に
コネチカット州に引っ越した時
お父さんと僕で
小さいトラックに詰めた荷物
を
3時間半ドライブして運んだ
着いたときは
もうすでに暗くなっていて
アパートの中は真っ暗だったので
お父さんが僕に
持ってきたフロアーランプを
点けるように言った
トラックからランプを取り出し
アパートの部屋に持って行き
コンセントに差し込んで
スイッチをオンにした
部屋を見回し
”ふーん、けっこういいねー”
と感心していたら
なんか、、、焦げ臭い、、、、
え?
え?
え?
わー!ランプから煙がー!
よく見たら
ランプのハロゲン電球が紙で巻かれていて
そこから煙が出ていた
あわてて
コンセントを抜いて
紙をはがし
カーペットの上にほうり投げた
ほー!と一息したら、、、、
急に
ボワーと
火
がついて
ウォー
と、これは心臓がとまるほど
ビビッタねー
とっさに
火がついた紙をつかんで
外に走り出たんだ
お父さんが
”クリス?お前なにしてんの?”
と目を丸くして
息を切らせていた僕を見ていた
何が起こったか説明したら
”引越し一日目で、アパートを全焼
させなくてよかったな!”
だってさ
さて
誰がハロゲンの電球を紙でくるんだか?
もちろん
お母さんでした!
ハロゲンの電球は手で触ってはいけないし
壊れやすいので
紙で包んだそうだ
まったく
一言、言っておいてくれたらよかったのに
、、、、、、という
今だから笑える
思い出話を
セルゲイの煙騒動で思い出したクリスです