星組大劇場公演「ディミトリ/JAGUAR BEAT!」を観劇してきました!お衣装の豪華さとジョージアンダンスの超絶技巧とありちゃんの星組大劇場デビュー作品ということが私の注目ポイントです。そして気になっている極美慎くんもどんなお役を演じるのか楽しみにしていました。
この日は12人での観劇会で、すでに何回か観劇をされている会員の方もいました。とにかくショーがギラギラでオラオラしている・・・ということをお聞きしてタイトルも「JAGUAR BEAT!」と野性的でワイルドな感じなので、花組のクールビーストみたいな感じなのかな・・・とワクワクしていました。
お芝居の感想ですが、前評判通りの素適な作品で、舞台装置や衣装や演出など生田先生の美意識やこだわりが随所に感じられる作品だったのですが、原作は「斜陽の国のルスダン」というオーディオドラマで、ジョージアの王女ルスダン(舞空ちゃん)が主役になっている作品です。タイトルにもルスダンの名前が出てきます。宝塚では、上演する作品のお約束として、トップスターの男役さんが主役を演じるということが絶対条件なので、生田先生はタイトルを「ディミトリ」と変えて、礼さんを主役にして、礼さんを軸に物語が展開していくストーリにしているはず・・と思っていたのですが、今回の作品は、私の宝塚観劇史上初の経験として、トップ娘役が主役を演じる作品を観てしまった・・という印象を持ちました。
異国の王子ディミトリがジョージョアの王女ルスダンの配偶者として、王女の彼女を陰ながら支えてジョージョアの平和を守る・・・みたいなポジションなのですが、最初から身分が違っているということもあり、ルスダンとディミトリの立場が対等ではなく、ディミトリが運命に翻弄されるという流れも、ルスダンの夫だから故のこと。ディミトリが、自分で人生を切り開いていくとか、敵と勇敢に戦って苦境を乗り切るとか、王道の男役さんのかっこいい場面が設定されていなかったのが残念でした。見終わった後に、ルスダンとしての舞空ちゃんのインパクトが強すぎて、肝心の礼さんは・・というと愛するルスダンを支えることに徹していた夫という役。愛したがゆえに、運命にあらがうことなく翻弄されて、最後もちょっと残念な人生の終わり方をしてしまいます。礼さんファンの中には、トップスターとしての礼さんのかっこいい場面をもっと見たかった、という意見があるのでないかと思いました。
宝塚歌劇ではこれまでにも、「エリザベート」や「アナスタシア」や「マノン」など、女性がタイトルロールになっている作品はありましたが、宝塚で演じるにあたっては、演出家がちょっと解釈を変えたり大幅に潤色したりして、トップスターが主役として輝く作品に仕上げていました。さすが宝塚のマジック!という感じで、主演男役が輝く作品に見事に生まれかわっていたのですが、今回はどう見てもルスダンがやっぱり主役。ジョージアの王女様の民族衣装が特に豪華で素敵だったということや、ありちゃん、せおっち、極美君の登場シーンや見せ場も、全てルスダンを中心に展開されていくので、トップスターが主役、という宝塚の王道のお約束をベースに展開されていく作品を観劇してきた古参の宝塚ファンの私にとっては、今回の「ディミトリ」は衝撃的な作品となりました。
女性の名前がタイトルロールになっている宝塚の作品はこれまでにも多々あったと思います。特に有名なのはエリザベートですが、宝塚版の「エリザベート」ではトート様が主役。「アナスタシア」でも、確かにアナスタシアの人生が軸になっていますが、真風さん演じるディミトリ(同じ名前でしたね!)とまどかちゃん演じるアナスタシアの二人の関係性としては、ディミトリがアーニャをアナスタシアとしての本当の自分に目覚めるように導いていく、という設定でした。あくまでも運命をリードするのはトップスターの男役さんでした。「マノン」や「舞姫」や「純情(春琴抄)」という作品でも、強めの女性に翻弄されながらも、主人公の心情や苦悩にスポットを当てた作品になっていて、男役さんがちゃんと主役に見えるようになっています。せっかく素敵な作品で、お衣装もセットも豪華で、ジョージアンダンスのエッセンスを取り入れたダンスシーンや戦闘シーン、銀橋の使い方なども素晴らしかったので、もうちょっと、ディミトリの人物像を深く掘り下げて、かっこよく見える見せ場を作って欲しかったです。でも、そんなことしなくても、こっちゃんは、舞台に存在しているだけでかっこいいから大丈夫!とかダンスシーンを見たり歌を聞いているだけで大満足・・というご意見もあるかもしれませんが、私は礼さんのかっこいい姿をもっとたくさん見たかったと思いました。
そして、注目のありちゃんとせおっちですが・・。どちらも大事なお役で、どちらが二番手格の役なのか、見極めるのは難しく、二人とも歌も演技もとても素晴らしかったです。星組には娘役に歌が上手な有沙瞳ちゃんや小桜ほのかちゃん、歌ちづるちゃんなど、錚々たるメンバーがそろっていますが、男役さんも、礼さんを筆頭に、ありちゃん、あかさんと歌が上手な男役さんが揃っています。瀬央さんの歌も、公演を重ねる度にさらに進化されているような気がしました。注目の極美くんは・・・というと、出演場面は少なかったのですが、奴隷という立場でありながら、ビジュアル的に「きれいな人」と皆に言われているという設定で、舞空ちゃんとの関係性からも、とても印象に残るお役でした!
ショーの「JAGUAR BEAT!」は、評判通りギラギラで熱いショーでした。ちょうど朝、スカステの「ナウ・オン・ステージ」を見たときに、礼さんが「すごいことになっている」とか「着替えで楽屋が大変なことに・・・」とか「舞台を走り回っている」とか、「体感時間数分っていう感じであっという間にフィナーレになる」というコメントをだされていたので、何となく想像はできていたのですが、想像以上にギラギラしてオラオラしている凄いパワーのショーでした。番組で、舞空ちゃんが「礼さんのJAGUARは通し役ですよね!」と言っていたので、ストーリー仕立てのショーなのかな・・と思っていたのですが、途中からジャガーとはどういう存在なのかが分からなくなり、マジックのシーンとか、舞空ちゃんの片方の羽がいろいろなシーンで登場するシーンとか、どういうことなのかがよくわからない展開に・・。でも、スピード感があって、人海戦術の圧倒的なパワーもあり、凄いショーだということは本当です。意味を考えすぎると楽しめなくなるので、途中で考えることを止めましたが、噂以上のサイト―先生ワールドを楽しませていただきました!
この日のショーでとても気になっていたのは月組から組替えになったありちゃんです。ありちゃんが星組のショーではどんな感じになっているのかな?みんなと一緒にオラオラできるのかな?と母のような気持ちではらはらしていたのですが、なんとありちゃんはすっかり星組生になって、ギラギラしたオーラを放つようになっていました!月組時代、ベビーフェイスで、悪者役を演じても悪者に見えなかったありちゃん・・・。「バッディー」では月の王子様役で、かぼちゃパンツをはいてパパやママに可愛く甘えていたありちゃん・・・。あのありちゃんが、星組の舞台でかっこいい大人の男性に変身していたことには感無量でした。
そして、そんなありちゃんと極美くんの怪しいムードのダンスシーンもとても素敵でした。二人の並びはとてもいい感じです!
瀬央さんも美しくてとても素敵でした。フィナーレの階段降りでは瀬央さんはありちゃんの後に降りてきたので、星組2番手は瀬央さん??でも羽の形や大きさは二番手羽という感じではなかったですし、ありちゃんと同じ大きさで同じようなデザインだったので、「どちらが二番手?」の問題の答えは、まだ先になりそうです。
男役さん、娘役さんともに、魅力的なジェンヌさんがたくさんいる星組から目が離せません!
そして、この日は新人公演とのダブル観劇の日でした。観劇後、観劇会に参加された会員の皆様と一緒に、新人公演が始まるまでフェリエでお茶をしました。公演デザートはディミトリにちなんだとてもかわいいケーキでした。観劇後の感想や、ヅカトークで盛り上がり、とても楽しかったです。
新人公演の感想は、また次の記事に書きますので、お楽しみに!
星組大劇場公演「ディミトリ/JAGUAR BEAT!」を観劇してきました!お衣装の豪華さとジョージアンダンスの超絶技巧とありちゃんの星組大劇場デビュー作品ということが私の注目ポイントです。そして気になっている極美慎くんもどんなお役を演じるのか楽しみにしていました。
この日は12人での観劇会で、すでに何回か観劇をされている会員の方もいました。とにかくショーがギラギラでオラオラしている・・・ということをお聞きしてタイトルも「JAGUAR BEAT!」と野性的でワイルドな感じなので、花組のクールビーストみたいな感じなのかな・・・とワクワクしていました。
お芝居の感想ですが、前評判通りの素適な作品で、舞台装置や衣装や演出など生田先生の美意識やこだわりが随所に感じられる作品だったのですが、原作は「斜陽の国のルスダン」というオーディオドラマで、ジョージアの王女ルスダン(舞空ちゃん)が主役になっている作品です。タイトルにもルスダンの名前が出てきます。宝塚では、上演する作品のお約束として、トップスターの男役さんが主役を演じるということが絶対条件なので、生田先生はタイトルを「ディミトリ」と変えて、礼さんを主役にして、礼さんを軸に物語が展開していくストーリにしているはず・・と思っていたのですが、今回の作品は、私の宝塚観劇史上初の経験として、トップ娘役が主役を演じる作品を観てしまった・・という印象を持ちました。
異国の王子ディミトリがジョージョアの王女ルスダンの配偶者として、王女の彼女を陰ながら支えてジョージョアの平和を守る・・・みたいなポジションなのですが、最初から身分が違っているということもあり、ルスダンとディミトリの立場が対等ではなく、ディミトリが運命に翻弄されるという流れも、ルスダンの夫だから故のこと。ディミトリが、自分で人生を切り開いていくとか、敵と勇敢に戦って苦境を乗り切るとか、王道の男役さんのかっこいい場面が設定されていなかったのが残念でした。見終わった後に、ルスダンとしての舞空ちゃんのインパクトが強すぎて、肝心の礼さんは・・というと愛するルスダンを支えることに徹していた夫という役。愛したがゆえに、運命にあらがうことなく翻弄されて、最後もちょっと残念な人生の終わり方をしてしまいます。礼さんファンの中には、トップスターとしての礼さんのかっこいい場面をもっと見たかった、という意見があるのでないかと思いました。
宝塚歌劇ではこれまでにも、「エリザベート」や「アナスタシア」や「マノン」など、女性がタイトルロールになっている作品はありましたが、宝塚で演じるにあたっては、演出家がちょっと解釈を変えたり大幅に潤色したりして、トップスターが主役として輝く作品に仕上げていました。さすが宝塚のマジック!という感じで、主演男役が輝く作品に見事に生まれかわっていたのですが、今回はどう見てもルスダンがやっぱり主役。ジョージアの王女様の民族衣装が特に豪華で素敵だったということや、ありちゃん、せおっち、極美君の登場シーンや見せ場も、全てルスダンを中心に展開されていくので、トップスターが主役、という宝塚の王道のお約束をベースに展開されていく作品を観劇してきた古参の宝塚ファンの私にとっては、今回の「ディミトリ」は衝撃的な作品となりました。
女性の名前がタイトルロールになっている宝塚の作品はこれまでにも多々あったと思います。特に有名なのはエリザベートですが、宝塚版の「エリザベート」ではトート様が主役。「アナスタシア」でも、確かにアナスタシアの人生が軸になっていますが、真風さん演じるディミトリ(同じ名前でしたね!)とまどかちゃん演じるアナスタシアの二人の関係性としては、ディミトリがアーニャをアナスタシアとしての本当の自分に目覚めるように導いていく、という設定でした。あくまでも運命をリードするのはトップスターの男役さんでした。「マノン」や「舞姫」や「純情(春琴抄)」という作品でも、強めの女性に翻弄されながらも、主人公の心情や苦悩にスポットを当てた作品になっていて、男役さんがちゃんと主役に見えるようになっています。せっかく素敵な作品で、お衣装もセットも豪華で、ジョージアンダンスのエッセンスを取り入れたダンスシーンや戦闘シーン、銀橋の使い方なども素晴らしかったので、もうちょっと、ディミトリの人物像を深く掘り下げて、かっこよく見える見せ場を作って欲しかったです。でも、そんなことしなくても、こっちゃんは、舞台に存在しているだけでかっこいいから大丈夫!とかダンスシーンを見たり歌を聞いているだけで大満足・・というご意見もあるかもしれませんが、私は礼さんのかっこいい姿をもっとたくさん見たかったと思いました。
そして、注目のありちゃんとせおっちですが・・。どちらも大事なお役で、どちらが二番手格の役なのか、見極めるのは難しく、二人とも歌も演技もとても素晴らしかったです。星組には娘役に歌が上手な有沙瞳ちゃんや小桜ほのかちゃん、歌ちづるちゃんなど、錚々たるメンバーがそろっていますが、男役さんも、礼さんを筆頭に、ありちゃん、あかさんと歌が上手な男役さんが揃っています。瀬央さんの歌も、公演を重ねる度にさらに進化されているような気がしました。注目の極美くんは・・・というと、出演場面は少なかったのですが、奴隷という立場でありながら、ビジュアル的に「きれいな人」と皆に言われているという設定で、舞空ちゃんとの関係性からも、とても印象に残るお役でした!
ショーの「JAGUAR BEAT!」は、評判通りギラギラで熱いショーでした。ちょうど朝、スカステの「ナウ・オン・ステージ」を見たときに、礼さんが「すごいことになっている」とか「着替えで楽屋が大変なことに・・・」とか「舞台を走り回っている」とか、「体感時間数分っていう感じであっという間にフィナーレになる」というコメントをだされていたので、何となく想像はできていたのですが、想像以上にギラギラしてオラオラしている凄いパワーのショーでした。番組で、舞空ちゃんが「礼さんのJAGUARは通し役ですよね!」と言っていたので、ストーリー仕立てのショーなのかな・・と思っていたのですが、途中からジャガーとはどういう存在なのかが分からなくなり、マジックのシーンとか、舞空ちゃんの片方の羽がいろいろなシーンで登場するシーンとか、どういうことなのかがよくわからない展開に・・。でも、スピード感があって、人海戦術の圧倒的なパワーもあり、凄いショーだということは本当です。意味を考えすぎると楽しめなくなるので、途中で考えることを止めましたが、噂以上のサイト―先生ワールドを楽しませていただきました!
この日のショーでとても気になっていたのは月組から組替えになったありちゃんです。ありちゃんが星組のショーではどんな感じになっているのかな?みんなと一緒にオラオラできるのかな?と母のような気持ちではらはらしていたのですが、なんとありちゃんはすっかり星組生になって、ギラギラしたオーラを放つようになっていました!月組時代、ベビーフェイスで、悪者役を演じても悪者に見えなかったありちゃん・・・。「バッディー」では月の王子様役で、かぼちゃパンツをはいてパパやママに可愛く甘えていたありちゃん・・・。あのありちゃんが、星組の舞台でかっこいい大人の男性に変身していたことには感無量でした。
そして、そんなありちゃんと極美くんの怪しいムードのダンスシーンもとても素敵でした。二人の並びはとてもいい感じです!
瀬央さんも美しくてとても素敵でした。フィナーレの階段降りでは瀬央さんはありちゃんの後に降りてきたので、星組2番手は瀬央さん??でも羽の形や大きさは二番手羽という感じではなかったですし、ありちゃんと同じ大きさで同じようなデザインだったので、「どちらが二番手?」の問題の答えは、まだ先になりそうです。
男役さん、娘役さんともに、魅力的なジェンヌさんがたくさんいる星組から目が離せません!
そして、この日は新人公演とのダブル観劇の日でした。観劇後、観劇会に参加された会員の皆様と一緒に、新人公演が始まるまでフェリエでお茶をしました。公演デザートはディミトリにちなんだとてもかわいいケーキでした。観劇後の感想や、ヅカトークで盛り上がり、とても楽しかったです。
新人公演の感想は、また次の記事に書きますので、お楽しみに!


