先日、娘と一緒に梅田阪急百貨店の「ベルばら展」に行って、これまで知らなかったベルばら関連の作品があることを知りました。アニメ版のベルばらは「長浜忠夫さんと出崎統さん」というお二人の有名なアニメーターが制作され、制作時期によって絵柄や作風が違っていたこととか、「ベルばら」の実写版の日仏合作映画が「シェルブールの雨傘」の監督だったジャック・ドゥミさんによって制作されていたとか・・・!オスカル役はオーディションで選ばれたフランス人のカトリオーナ・マッコールという女優さんだったそうです!

 

そして、ベルばらの漫画の連載終了後に「エピソード編」という4巻が発行されていて、そのエピソードの中にオスカル亡きあとのジェロ―デルの人生が描かれていることを知りました。ジェロ―デルはそもそも女嫌いという設定の人だったらしく、唯一好きになった女性がオスカルだったとか・・。オスカルを失ったジェロ―デルは失意の中、ロンドンに渡ってエドガーとメリーベルにであって、彼らの仲間のパンパネラになった・・・・というエピソードを知ってびっくり。1ページ中にジェロ―デルとエドガーとメリーベルが描かれていました。まさか「ベルばら」と「ポーの一族」がコラボ作品になっていた・・とは知りませんでした。

 

わたしが中高生だった時代、お友達と回し読みをしながら何度も繰り返し読んだ「ベルサイユのばら」・・・。そして、宝塚ファンになって「オスカル編」や「フェルゼンとマリー・アントワネット編」、「ベルばら外伝」など、劇場に何度も足を運んで次々とベルばら作品を見に行っていました。わたしは「ベルばら」のことはある程度の知識を身に着けている「ベルばら通」である、と自認していたのですが、この「ベルばら展」に行ってみて、まだ知らなかったベルばらの世界がたくさんあることがわかりました。まさかここまで奥が深い世界だったとは・・・・。入場料が1500円と、結構な金額でしたが、1500円以上の価値は十分にありました!ベルばらの世界を深く学ぶことができて良かったです。

 

でも、「なぜ、いま、ベルばら展を??」と思った方も多いのでは・・と思います。来年が漫画の「ベルサイユのばら」の連載開始から50年という記念の年ということで、全国を巡回する展覧会が開催された、ということだったようです。そういえば、宝塚ファンの間でも、来年は「ベルばらイヤー」で、ベルばら作品の嵐になるのでは・・という噂がありました。何かの記念の年にあたるらしいということは何となくわかっていたのですが、ベルばらの連載開始から50年ということだったことを認識しました。

 

宝塚の舞台では、ほぼ全作品を見尽くしているので、宝塚版の「ベルサイユのばら」はちょっと目新しさがなくなっているということも事実。今年もまた再演物をみせられるのかな・・・とちょっと気が重くて、ベルばら担当になる組がちょっと気の毒、などと思っていました。宝塚の「ベルサイユのばら」は、もはや宝塚版の歌舞伎18番的な様式美を楽しむ作品、ともなっています。ファンの間では、伝統芸の「ベルばら」とはまた別に、セリフや場面を一新した、ニューバージョンのベルばらが見てみたい、という声も上がっています。伝統を大事にするのも大切ですが、新しい演出のベルばらも見てみたいな…と思っていました。その矢先に、来年、韓国でミュージカル版の「ベルサイユのばら」が上演される、というニュースが宝塚ファンのブロガーさんのブログやツイッターから流れてきました!

 

最初、宝塚歌劇団が韓国公演をするのかな・・・と思ったのですが、そうではなくて、韓国のスタッフが新しいミュージカル版として「ベルサイユのばら」を制作するようです。どんな作品になるのでしょうか??楽しみでもあり、ちょっと心配でもあり・・。

 

「エリザベート」も宝塚版と外部の舞台では、キャストが女性だけという宝塚版と男性も入っているという外部版では全く作品のイメージが違います。今回のベルばらも、オスカルは女性が演じるとしても、男性がアンドレやフェルゼンやジェロ―デルを演じることになります。漫画のファンタジーの世界にリアルな世界の要素が入ってくるので、「オスカルとアンドレ編」だとすると、「今宵ひと夜」のシーンがちょっとリアルすぎるので見たくないかも・・・・。フランス衛兵隊のリアル男性の荒くれものたちの中にオスカルがいる、というシーンもやっぱり違和感があるのかな、とか、ちょっと考えてしまいます。「フェルゼンとマリー・アントワネット編」だったら、男性キャストが入っても大丈夫かもしれません。どんな作品になるのか、気になって韓国に行ってしまいそうです!

 

そういえば、数年前に韓国に行った時、ちょうど「エリザベート」が上演されていたので、急遽チケットを購入して見に行ったことがあります。すごくレベルの高い舞台でびっくりしました。韓国ではミュージカルが盛んなので、優秀なキャストやスタッフが揃っています。「ベルサイユのばら」も韓国でどんなミュージカル作品になるのか、楽しみです。人気の作品となって、そのうちにブロードウェイとかでも上演されるかもしれません!

 

まだ発表されたばかりのようですので、さらなる情報を待ちたいと思います。韓国版のベルばら、とても気になります!