一昨日、第2回さいたま国際マラソンが開催されましたね。
走られた皆さん、新コースはどうでしたか?
昨年も走られた方は、昨年と比べてどうだったでしょうか?
私は、当日、第2中継車に乗り、実況・佐藤義朗アナウンサーと共に解説させて頂きました。
スタート直後、先頭集団と日本人トップ集団が分かれてしまい、第2中継車が重要になってくる!と感じました。
昨年、初めて解説のお仕事をさせて頂き、今回は2回目、しかも1年振り・・・。
緊張するかと思いましたが、スタート前、佐藤アナがエナジードリンクを飲んでいて、気合い入ってるー!と思ったり、「これドーピングですよね?」等、おもしろ話をすることができたおかげで、思ったより緊張することなく解説することができたのではないかと思います(*⌒∇⌒*)
緊張したと言えば、金曜日の記者会見の時です。
初めて選手に質問させて頂きましたが、噛み噛み!?で選手より私のほうが緊張しちゃってるじゃん!でした(⌒-⌒; )
今までとは逆の立場になり、どんな質問がいいのかな?と考えた時、自分だったら・・・と思ったら質問して欲しくないなと思ってしまいました。
私の場合は、良くも悪くもレースが終わるまではあまり話したくないというか、そっと見守って欲しいタイプだったので・・・。
とは言え、こっち側の立場になると色々と情報を得たいわけで・・・。
その時、思ったことは、選手にとってプラスになるような質問がいい!と思いました。
レース前、選手はレースに集中し、周りが見えなくなることがあります。
特に状態が良くなく、不安がある時には。
なので、自分だけじゃないということを思い出して欲しいと思い、「このレースを1番誰に見て欲しいですか?」と質問させて頂きました。
どの選手も思っていたような答えが返ってきましたが、それでいいと思いました。
色々な人に支えられ、色々な思いがあり、それを力に変えることができたら、レース当日思い切り走りきれるのではないかと。
と、そんなこともあり、当日の私の緊張は、この記者会見で全部使い切ったのかな!?(^^ゞ
レースは、みなさんご存知の通り、
優勝 チェイエチ ダニエル選手 2時間23分18秒
2位 アマネ ゴベナ選手 2時間25分58秒
3位 モニカ ジェプコエチ選手 2時間28分56秒
そして、日本人トップは、
5位 那須川 瑞穂選手 2時間33分16秒
ダニエル選手、本当に強かったですね!
アップダウンを感じさせない見事な走りでした。
ダニエル選手は、2007年~2010年までユニクロに所属していた選手です。
2008年の全日本実業団ハーフマラソンでは一緒に走ったことがあり、その時私が大会新で優勝し、ダニエル選手が2位だったのですが、当時は、今よりもっとふっくらしていて、よくこれで走れるなと思うほどでした。
ケニアに戻り、子供を出産し、何かが変わったのでしょうね。
個別取材ができなかったのでその辺りのことを聞くことができませんでしたが、母強し!!ですね☆
今回、海外招待選手7人中6人が、お子さんがいました。
やはり海外では当たり前なんですよね!!
誰もが子供がいると強くなり、結果が残せるとは限らないかもしれませんが、守るべき人がいる、心の支えになる人がいるということは、気持ちの面でとても強くなれるものだと思います。
なかなか子供を出産してからも競技を続けたいと思う、第一線で活躍する選手が日本ではいませんが、理解や協力は以前よりはあるように思います。
選手がそういう気持ちになれるかどうか・・・なのかなと私は思いますね。
少し話がずれましたが、日本人トップとなった那須川選手♪
タイムは、正直もう少し・・・と思うところはありますが、同じ同級生としてこの結果に良かったなと思いますし、とても嬉しく思います(=⌒▽⌒=)
最後は思わず応援しちゃいましたし(≧∇≦)
今回は、今までと同じ練習をしなかったという那須川選手!
私はそれはとてもいいことだと思います。
20代、30代、全然違います!
しかも、30代後半になり、また更に違ってきます。
年齢に合った練習をしなければ、上を目指すどころか、維持すらできないと思います。
年齢を積み重ねた分、若い頃とは違う良さがあるはずなのですから、練習するときはビシッと練習する、休養するときは迷わずしっかり休養する、そういうメリハリが大切だと思います。
それに気付けた那須川選手のこれからに期待したいです(≡^∇^≡)
なっちゃん、おめでとうヾ(@^▽^@)ノ
レース後、なっちゃんには「復帰しないの?」なんて言われましたが、一度辞めた身体には、この年齢での復帰はかなり難しいものがありますし、引退を決める前に夫から何度も言われた「辞めてから戻りたい!は絶対ないよ!ちゃんと考えてから引退は決めてね」
よーく考えての引退でしたし、今はこうして市民ランナーの皆さんと楽しく走ることが1番楽しいので、絶対に復帰はありませんよ(*^o^*)
その他、注目していた吉田選手、関野選手!
今回は、思うような結果ではなかったかもしれませんが、このレースの反省点を活かして次の目指すレースで良い結果が残せることを信じています。
特に関野選手は、元ホクレンで一緒に襷を繋いだこともある選手なので、また来年このさいたまにリベンジに戻ってきて欲しいなと思います。
途中までは積極的にレースを引っ張っていたので見せ場は作ったと思います。
この時期の暑さに対応できなかったのかなという印象があるので、落ち込むことなく、次に繋げて欲しいです。
マラソンは、沢山のレースで失敗や成功を繰り返すことで、何事にも動じない強いマラソンランナーになっていくものだと思います。
まだまだ若いですし、オリンピック選考レースまであと3年もあります!
沢山のレースを経験し、精神的に強い選手になって欲しいです☆
と、なんだか熱いブログになってしまいましたね(⌒-⌒; )
今回も色々なドラマがあったレースでした。
来年もこのさいたも国際マラソンに挑戦してくれる選手が沢山でてきてくれるといいなと思います!!
日テレのみなさん、本当にありがとうございました。
今回も沢山の経験をさせて頂き、来年に繋げていきたいと思います(*⌒∇⌒*)
最後にお知らせです。
本日発売『Cou Leur(クルール)』に、9月にインタビュー取材を受けました“子どもと向きあう”の記事が掲載されています。
このブログに書いているような私がユウナとどう向き合っているのかが書かれています♪
Free paperなので、全国発売というか発行というのですかね?!
是非読んで頂けたら嬉しいです(*^.^*)
今週と来週は、芳賀町にある3つの小学校に校内マラソン大会に向けてランニングアドバイスに行ってきます!
なので、ユウナが通う小学校にも行きます。
ユウナは以前から「ママ学校に来てよ!」と言っていたので、私が行くことが嬉しいようです。
また子供たちと一緒に楽しくランニングをしてこようと思います(*^▽^*)