2013ロンドンマラソン

3度目の出場となった赤羽有紀子(ホクレン) ですが、3度目の挑戦にして初めて3位という結果で表彰台に立つことができました!!


2時間24分43秒 3位



ロンドンマラソン、2年ぶり3回目のフィニッシュ。

「笑顔のフィニッシュ」とはなりませんでした。

実はこのフィニッシュの瞬間、有紀子は3位に入賞していることを知らなかったのです。
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1位  JAPTOO,Priscah 2時間20分15秒 

2位  KIPLAGAT,Edna 2時間21分32秒

3位  AKABA,Yukiko 2時間24分43秒

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7位  ITO,Mai  2時間28分37秒

12位 NAKAZATO,Remi 2時間33分24秒

14位 HORIE,Chika 2時間35分30秒

17位 SHIBUI,Yoko 2時間37分35秒

 


フィニッシュ直後の写真です。

中央が優勝したJEPTOO選手(ケニア)

 (ロンドンオリンピック銀メダリスト)

右側が2位のKIPLAGAT選手(ケニア)

 (テグ世界陸上金メダリスト)
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表彰式ではようやく笑顔が出ました(^_^)v
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男女3位までの入賞者の表彰式。

バッキンガム宮殿をバックに。

男女上位6選手の内5選手がアフリカ勢(ケニア・エチオピア)

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All the photographs by Jiro Mochizuki

(いつもありがとうございます!!)




表彰式後はホテルに戻り記者会見。

有紀子は、格好良く英語で質問に答え・・・ られませんでしたが(^_^;)
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こちらはレース後のパーティーで。
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皆リラックスしていてとっても良い笑顔でした(^_^)v
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赤羽有紀子 スプリットタイム

5km  16分44秒

10km 34分13秒(17分19秒)

15km 51分16秒(17分3秒)

20km 1時間08分13秒(16分57秒)

25km 1時間25分00秒(16分47秒)

30km 1時間42分08秒(17分08秒)

35km 1時間59分44秒(17分36秒)

40km 2時間17分12秒(17分28秒)

finish  2時間24分43秒 (7分31秒)



前日のテクニカルミーティングで、第一集団のペーサーは、ハーフを1時間9分15秒~30秒で通過する設定であると発表されました。

この設定は、相当に速いわけですが、過去2回参加した際の経験から、私はまず間違いなくこのペースで行くことは無いと考えていました。

当日の気象条件も考慮して、ハーフを1時間10分~10分20秒くらいで通過するのではないかと予想していました。

しかし、実際はペースメーカーがレースを上手くコントロールできず(上位選手達が勝負重視でこのペースに挑戦しようとしなかった?)、10kmを前に予想以上にペースが大きく落ちてしまいます。
しかも、ペースの上げ下げが激しく、ほとんど一定のスピードで進みません。


15kmの時点で、このままでは2時間24分を切ることはできないと判断し、有紀子はレースを引っ張りました。15~20kmまでを先頭で走り、ペースを押し戻します。

ハーフの通過1時間11分52秒。設定よりも2分30秒近く遅く、私の予想よりも1分30秒近く遅い通過でした。

更に、15~20kmまでの5kmを先頭で走ってしまった分、消耗もありました。

21kmを過ぎてから、アフリカ勢が一気にペースを上げます。

優勝したJEPTOO選手の20~25kmのラップは、16分01秒!

25km~30kmのラップも16分03秒。(この間の20~30kmまでの10kmは32分04秒)

ある程度覚悟はしていたものの、到底対応できるスピードではありませんでした。

有紀子は30kmまでは良いペースで押していましたが、30km以降我慢し切れず、17分台半ばまでペースを落としてしまいます。

30km地点で5位、6位争いでしたが、そこから最後まで諦めずに前を追い、40kmを過ぎてからF.KIPLAGAT選手とMELKAMU選手を抜き、初の表彰台となる3位でフィニッシュしました。



3度目の出場で初めて表彰台に立つことができたわけですが、表彰台に立って初めてWMM(ワールド・メジャー・マラソンズ)の偉大さ、ロンドンマラソンという大会の「格」を感じた気がします。

フィニッシュしたその直後から、大会関係者、スポンサー、エージェントなどなど多くの方々から凄まじい祝福の嵐でした(^_^)v


選手本人も私も、目標としていた自己ベスト更新(2年前の自分越え)を果たすことができなかった為、内心悔しい気持ちが強かったのですが、時間の経過と共に、まずはこのロンドンマラソンを3位という結果で終わったことに胸を張ろうという気持ちに変わりました。

男女共上位に入っている選手は、オリンピック、世界選手権のメダリスト。そして直近の海外マラソン大会で優勝を経験している選手達です。

その中で果敢に攻めて、自分らしい走りをしての3位。

世界と戦ったレースだったと思います。


これから帰国しますが、有紀子には胸を張って日本に帰って欲しいと思っています(^_^)v


レース前には激励、そしてレース後には祝福のメールを沢山頂いております。

皆様、本当にありがとうございます(^_^)v

また新たな目標へ向けて歩みを進めたいと思いますので、今後ともご声援よろしくお願い致します(^_^)v