NZクライストチャーチでの合宿は、本日のトラック練習で前半戦の山場を越えました。
マラソンに向けての強化合宿ですので、質も量も高いレベルを求められます。
(参加選手全員が次のマラソンレースの予定が決まっているという意味ではありません)
故障と紙一重の部分をどう凌ぎ切るか。
ここがマラソン練習の難しい部分です。
本日は快晴!
夜に雨が降り、朝には上がっているというパターンが多く、快適なトレーニングコンディションが続いております。
ポイント練習スタート前。
先日の大阪国際女子マラソンにて自己ベストを更新して2位入賞を果たした伊藤舞選手(大塚製薬)
この1年で、3000m、5000m、10000m、フルマラソンとすべて自己ベストを更新。
今最も勢いのある女子長距離選手と言っても良いでしょう。
伊藤選手の走りの魅力は、このダイナミックなフォーム。
ここ1~2年は故障が減り、継続したトレーニングが積めているそうです。
昨年のこのNZ合宿時と比べても着実にレベルアップを果たしています。
Photo by ai
先日の大阪国際女子マラソンで、20kmまでペースメーカーとしての仕事を果たした浦田佳小里選手(天満屋)
5000m15分31秒47の自己ベストを持つスピードランナーですが、駅伝等ロードの走りにも定評があります。
写真左は3000m、5000m、ハーフマラソンの日本記録を持つ日本女子長距離界の第一人者福士加代子選手(ワコール)
中央は、北京オリンピックマラソン代表、ベルリン世界陸上10000m7位の実績を持つ中村友梨香選手(天満屋)
写真右は、昨年の全日本実業団対抗女子駅伝の天満屋チーム初優勝の立役者で、ロードに強い重友梨佐選手
写真右、10000m31分42秒86の自己ベストを持ち、ハーフマラソンでも多くの実績を残している宮内宏子選手(京セラ)
先日の大阪国際女子マラソンの疲れを感じさせない走りです。
写真左、ダイナミックで力強いフォームで、このNZ合宿でも絶好調な野尻あずさ選手(第一生命)
福士加代子選手の走りからは、学ぶことが沢山あります。
『なぜ福士は速くて強いのか?』
夕食後、ポイント練習中に撮影したスーパースローの動画を選手とスタッフで検証したりもしています。
これはとても大事なことです。
自分の良い部分も悪い部分も客観的に見て考えることは大切です。
町田祐子選手(日本ケミコン)の写真が上手くとれておらず・・・
次回にご期待ください。
あっと言う間に合宿開始から一週間が過ぎようとしています。
赤羽有紀子はまだアイドリング状態ですが、他の選手達はそれぞれのペースで良いトレーニングが消化できています。
まだまだ先は長いですから、とにかく故障なく一つ一つ大切に取り組んで欲しいと思います。
引き続きしっかりサポートを頑張りたいと思います(^_^)v