2010年も残すところ一ヶ月を切りましたね!
忘年会シーズン突入ですが、皆様飲み過ぎ注意ですよ!!
徳之島での合宿、ここまで順調に来ております。
有紀子の体の状態がここまで良いのは久しぶりです。
今年の5月以降『かなり調子良いね』と本人に言った記憶がありません。
本当に久しぶりです。
徳之島合宿でのトレーニングも、普段と同様に1日2回のトレーニングです。
合宿だからと3部練習をする日はありません。
むしろ、普段自宅でトレーニングを行なう流れと同様に、3日か4日置きに1回練習(午後を休養)としています。
この辺り指導者の方によっては考え方はまったく違うわけですが、私は体の回復も一つのトレーニングだと考えますので、休養し回復させる時間は十分に設けます。
次なるフルマラソンレース、大阪国際女子マラソン へ向けて、ここまでは大きなトラブルもなく順調にスケジュールを消化しています。
レースまでに消化したいトレーニングは沢山あるわけですが、40km以上を走る距離走は最高で2回と決めています。
今回徳之島でその1本目を先日行ないました。
徳之島での距離走コースは、『尚子ロード』と呼ばれる一周約31kmの起伏の激しいロードコースを利用します。
スタート前に有紀子に伝えた40km走の課題ですが・・・
『4分から入って15km以降3分35秒~3分25秒のラップを1kmでも多く刻むこと』
これだけです。
強風の吹き荒れる天候の中、15kmを過ぎてから徐々にビルドアップ。
こちらが考えていたよりも早めに3分30秒台のラップに突入しました。
今回の40km走で目を見張ったのは、終始『余裕』を保っていたことです。
走りが最も良くなってきたのは、32kmを過ぎてから。
スピードが徐々に上がるに比例してフォームが安定し、更にスピードが上がる瞬間その安定が躍動に変わります。
40kmを走り終えた直後の表情です。
今年4月のロンドンマラソン後の表情とはまた違います。
自信を持って40kmに臨み、納得の走りができたということですね(^_^)v
Photo by ueken
尚子ロードを利用した40km走としては、これまでで最も速い40kmでしたが、特にそのタイムに関してはあれこれ論ずるべきでないというのは、これまでの経験で理解しています。
これが本番でない以上、どんなにすごいタイムで走り切っても誰にも評価してもらえません。ただの練習番長です。
しかし、今回の40km走では
『マラソンに向き合う年』
と決めて取り組んできたこの1年間の成果を十分に感じることができた内容でした。
これは大切なことです。
マラソンランナーとして、次のステップへ到達していることは、本人も実感してくれています。
アジア大会も無事に閉幕しましたね!
大会期間中は沢山の感動がありました。
陸上競技の最終種目となった男子マラソンでは、北岡選手が見事銀メダルを獲得!!
北岡選手とは2年連続で世界ハーフ(ブラジル・イギリス)をご一緒させて頂いており、我々夫婦も応援していました。
銀メダル獲得で来年の世界陸上テグ大会の男子マラソン代表に内定!!
本当におめでとうございます!!
政治的な側面から考えると、今回のアジア大会は非常に難しいタイミングだったのでしょうが、純粋なスポーツの祭典として個人的には楽しく観戦させて頂きました。
今回我々は直接的にアジア大会に関わることができませんでしたが、アジアのスポーツ、アジアの立場というものを改めて考える良い機会になりました。
時代は刻一刻と動いていますね!
流れを読み、その流れに乗り遅れないようにしなくてはいけませんね!!
今回の徳之島合宿も折り返しを迎えました。
良い状態でここまでトレーニングを積めていますので、引き続き集中して取り組みたいと思います(^_^)v
私はそろそろ年賀状の宛名書きを開始したいと思います(^_^;)