無事に終了しました。
ホクレンチーム・・・
堂々の第2位!!
1区(6.795km) 関野 茜 22分17秒 区間11位
大切な1区を任されたのは、ルーキーの関野茜選手。
ホクレン入会後、トラックで高校時代の記録を大きく上回る自己ベストを更新。一気に実業団レベルに駆け上がってきた選手です。
1区、強い強い向かい風の影響もあり大集団が形成されました。
その強い風の影響もあって誰も飛び出さずにスローな展開が続きます。
終盤レースが動いたところで先頭集団からは離されましたが、先頭から20秒という好位置で襷リレー。
1区の大役を新人ながら見事に果たしてくれました!
2区(3.15km) 橋本 和美 10分17秒 区間3位
スピードランナーが集う2区を任されたのは駅伝キャプテンの橋本和美選手。
昨年もこの大会で2区を走りましたが、本来の力を発揮できず本人は悔しい思いをしていました。
今年は駅伝キャプテンとして強い強い気持ちを持ってアグレッシブな走りを展開。
果敢に攻めて3つ順位を上げ、チームを8位まで押し上げます。
3区(11.95km) 赤羽 有紀子 39分59秒 区間4位
昨年に続き最長距離のエース区間を任された赤羽有紀子。
今の練習状態は、冷静に分析しても65~70%と見ていました。
それでもここ数日の動きは本来のものに近づいてきたと感じており、調子が上がり出している状況でした。1秒でも先頭との差を詰めるという気持ちでスタートを切りました。
序盤で4人を抜き、4位まで順位を上げますが、ここから前との差が詰まりません。
他チームの選手達もチームの看板選手としてのプライドがあります。そう簡単に抜かせてはくれません。
先頭の新谷選手(豊田自動織機)からは、この区間だけで30秒離されてしまい、その差は約1分と広がってしまいました。
4区(4.0km) オンゴリ フィレス モラー 区間1位
圧巻だったのがオンゴリ フィレス モラー選手の大きな走り。
スタート直後から強烈な向かい風を切り裂くような素晴らしい走り。
なんと4.0kmという短い距離で1分という差をひっくり返します!
4位から一気に先頭へ!!
ワールドクラスの走りを見せてくれました!!
5区(10.0km) 根城 早織 34分29秒 区間4位
準エース区間(10km)を任されたのは根城早織選手。
実業団駅伝(東日本・全日本)では、過去区間賞の獲得経験もある実力者が今年は長い区間で本来の走りを見せてくれました。
世界陸上大阪大会10000m代表の脇田選手(豊田自動織機)を相手に果敢な走り。脇田選手の後ろにピタリと付き、5区の終盤まで喰らい付きます。
区間4位の激走で2位を死守。
長い区間もきっちり走れるところを見せてくれました!
6区(6.3km) 松井 香織 20分53秒 区間1位(区間新)
アンカーを任されたのは、関野選手と同じくルーキーの松井香織選手。
今年1年目にしてトラックで自己ベストを更新。勢いがありました。
先頭を必死に追いかけるダイナミックな走り。チームメイトが待つ競技場を目指して歩みを進めます。
きっと松井香織選手は
『2位をキープすれば良い』
とは思わなかったのでしょう。
『先頭に追いつく!』
その気持ちが前面に出ていました。
残念ながら豊田自動織機(永田幸栄選手)には追いつきませんでしたが、見事区間新記録を樹立!
堂々の2位でフィニッシュテープを切りました!
1位 豊田自動織機
2位 ホクレン
3位 ユニバーサルエンターテイメント
ホクレンチームとして、過去最高タイの2位。
同じ2位ですが、その時の2位とはまったく内容が違います。
『チーム総合力アップ』
間違いなく、チームの総合力が上がりました。
これは選手一人一人の努力は勿論のこと、スタッフや周りの方々の支援のおかげでもあります。
有紀子が本来の走りができれば・・・
私も有紀子本人もそう考えずにはいられませんでした。
今日は共に襷をつないだ5人の選手達、控えの選手達、スタッフ、応援してくださった方々に助けられました。
今日の結果で、チーム全員が『頂点』を意識したのは間違いありません。
自然に、ごく自然に、その想いが強くなったと思います。
『エースとしての仕事』
12月13日(日)開催の全日本実業団対抗女子駅伝では、赤羽有紀子もきっちり仕事を果たしてもらいたいと思います。
頑張ります!!
寒い中、本当に沢山の方々に応援して頂きました。
本当にありがとうございました(^_^)v