白熱した戦いが繰り広げられた第20回東日本実業団対抗女子駅伝 から一夜明けました。
本日は赤羽有紀子の次走フルマラソンの出場予定に関してのご報告です。
既に昨日の新聞記事等にも掲載されておりますが、赤羽有紀子は来年1月31日(日)に開催される
上記大会への出場を決めました。
大阪国際女子マラソンは、今年1月に初マラソンとして出場させて頂いた大会です。
初マラソン初優勝で世界陸上の切符を手にすることが目標でしたが、結果は2位。
タイムも2時間25分40秒と、『世界を舞台に』と考えている我々にとっては、完全に満足できる内容とはいきませんでしたが、無事に初マラソンを完走することができ、マラソンランナーとしての道を歩み始めた記念すべき大会です。
その大阪国際女子マラソンから約半年後、満を持して臨む筈であった世界陸上ベルリン大会は、レース3週間前の故障で調整が乱れ、更に本番レース中には脱水症状に陥り31位と惨敗。
マラソンでの世界挑戦は、苦い思い出となりました。
世界陸上のレース後、これまでの流れをじっくり検証し、今後の方向性を確認しました。
じっくり話し合いを重ね、来年の目標、テーマを決めました。
それは・・・
『2010年はマラソンと向き合う1年とする』
多くの方が口を揃えて言います。
『フルマラソンは難しい』
確かに、マラソンは難しい。
そう思います。そう感じてしまっています。
しかし、私の中では
『マラソンをシンプルに』
そう考えられるようにならないと成功しないと思うのです。
マラソンをシンプルに考えるというのは、マラソンを甘く考えているわけではありません。
なかなか言葉で説明するのは難しいのですが・・・
マラソンをシンプルだと考えられるようになるにはどうしたら良いのか・・・
結論は、すでに頭の中にあるような気がします。
ただ、まだこれを明確に打ち出すことができない。
結果が出ていないので自信を持つことができない。
そんな状態です。
空白となっている部分を埋めることができれば
『マラソンをシンプルに』このスタイルを確立できると思うのです。
来年2010年は、複数回フルマラソンを走らせたいと考えています。
複数回ということは、最低でも2レース以上ということです。
その1本目として
『赤羽有紀子らしいフルマラソン』
それが【2010大阪国際女子マラソン】 でのテーマとなります。
2010年のマラソンレースは、そのレース毎に明確な目的と目標を持って臨んでもらいます。
1年という期間でアスリートは大きく成長します。
1年と言わず、1本のレースで大きく成長すること、殻を破ることもあります。
2012年のロンドンオリンピック出場、そしてその大会で結果を残すことを大きな目標としておりますので、その目標達成に向けて2010年は
『マラソンと向き合う1年』
にしたいと考えております。
まだまだ失敗や挫折を繰り返すかも知れません。
ただ、大きな目標への気持ちがブレなければ、その失敗や挫折もすべて糧にできる筈です。
有紀子には、アスリートとして、また一人の人間として、まだまだ成長してもらわなくてはいけません!
同時に、私もその成長に置いていかれないよう努力したいと思います(^_^)v
引き続き温かく見守って頂けたら幸いです(^_^)v