本日行われた『第27回 全日本実業団対抗女子駅伝』


ホクレンチームは、過去最高の5位入賞を果たしました!


有紀子は、最長区間の5区に登場。

有紀子が走り出す直前『3位までは十分にいけるぞ』と有紀子には伝えました。すると有紀子からは、『先頭まで行きたい!』との返答が・・・

『頼もしい・・・』 正直そう思いました。

8位でタスキを受けた有紀子は、強い向かい風の中、ひたすら先頭を追いかけました。1kmの入りが3分12秒。リラックスし落ち着いて入ることができました。


5kmの通過が15分46秒。強い向かい風を考えれば、まずまずの通過です。

この区間、有力選手の筆頭に上げられていたのが、3000m、5000m、ハーフマラソンの日本記録保持者であるワコールの福士加代子選手。福士選手の5km通過は、15分42秒でした。

有紀子は、一人また一人と前の選手を抜いていき、最終的に5人を抜いて3位へ浮上!

ただし、タイムが36分49秒と目標タイムからは10秒の差がありました。本人も『このタイムでは区間賞は厳しいかな』と思ったようです。

そして、ワコール福士選手はというと・・・

なんと13人を抜いて11位へ浮上!

記録は36分42秒・・・ 残念ながら有紀子は区間賞まで7秒届かず、区間2位という成績に終わりました。

下記で速報結果を見ることができます。

TBS 結果速報


わずか7秒ですが、この7秒の差は非常に大きいです。私はそう感じています。

『世界の福士加代子選手』そう簡単に勝たせてはくれませんでした。



有紀子の調子は、浜松の合宿後半に一旦上がり過ぎてしまい、国際千葉駅伝の時と比べるとピークが合っていない感じでした。

しかし、これもすべて実力です。今回の結果は結果としてしっかり受け止めています。


表彰式の様子。



優勝することが出来れば、メンバー全員が壇上に上がることができます。

いつか必ず・・・



今回駅伝が終わり、夕食をチームと一緒に食べ、先ほど部屋に戻り有紀子と今日の駅伝のこと、チームのこと、自分達の今後のことなどを話しました。


私個人としては、ホクレンチームに関わっている人間として、今日の結果には満足していません。過去最高順位ではありますが、これで満足しているようでは、優勝など夢のまた夢です。


『日々の生活、大切にしなくてはいけません』

『一つ一つの練習、大切にしなくてはいけません』

『選手と指導者とのコミュニケーション、大切にしなくてはいけません』

『選手一人一人、スタッフ一人一人、本当に勝ちたいという思いがなければいけません』


1年間、365日はあっという間です。

今日悔しい思いをしたのならば、今日から意識を変えなくてはいけない、私はそう思います。



有紀子は、年内にもう1本レースに出場予定です。

12月23日の日体大女子長距離競技会の10000mにエントリーしています。

このレースで、来年の北京オリンピックのA標準記録(31分45秒)突破を狙います。



今日も本当に沢山の方々が沿道で応援してくださったそうです。

また応援のメッセージ、コメント、メールも沢山頂きました。

ありがとうございました!!


今後とも応援よろしくお願い致します!!