野口みずき選手(シスメックス)と渋井陽子選手(三井住友海上)の対決が注目された今日の『東京国際女子マラソン』皆さんテレビでご覧になりましたでしょうか?


レースは序盤から先頭集団が少数に絞られ、10kmを過ぎて有力選手とされていた尾崎選手(セカンドウインドAC)が離れ、その後15kmを過ぎたところで、大南選手(トヨタ自動車体)が遅れ出しました。

折り返し地点では、早くも先頭集団は野口選手、渋井選手、コスゲイ選手(ケニア)の3人に絞られ、この後約10kmに渡りこう着状態が続きました。


レースが動いたのは30km手前でした。テレビCMが明けると、渋井選手が野口選手、コスゲイ選手から約5m程離れている場面に。この時、野口選手が若干ペースを上げているような動きに見えました。

その後じわじわと先頭の2人から離されていく渋井選手。反対に先頭の野口選手は、動きに力強さが増していきます。


36kmを過ぎた後に野口選手がスパート。『上り坂が得意』と話していた野口選手ですが、言葉通り、坂を上っているようには見えない力強く大きなストライドでグングンとコスゲイ選手を引き離しました。

最後までスピードをゆるめることなく、見事2時間21分37秒の大会新記録で優勝を果たしました。この結果で、北京オリンピックの女子マラソン代表に大きく、大きく前進したと言えますね。


渋井選手は気持ちが切れてしまったのか、どこかを痛めてしまったのか、大幅にペースダウンしラスト5kmはJog状態となってしまいました。非常に残念です。


コスゲイ選手は2児の母だそうですね。ママ強しですね。


それにしても野口みずき選手の走りは素晴らしかったですね。オリンピック金メダリスト、日本記録保持者らしい堂々としたレース展開で、他の選手を圧倒しました。

これだけ世間からも注目され、期待され、プレッシャーもあったかと思いますが、本当に見事な走りでした。フルマラソンに関しては、2年以上間隔が空いていたわけですが、その不安をまったく感じさせない完璧なレースでしたね。

野口選手、優勝おめでとうございました!!



さて、赤羽家ですが、明日3人で埼玉の私の実家に移動します。有紀子は都内へ治療に行く予定です。そして明後日20日に国際千葉駅伝の選手村へ移動します。

天気も大丈夫そうですし、楽しく元気に安全運転で移動したいと思います(^_^)v