昨日、今日と皆様から応援とお祝いのメッセージ、メール等頂きました。本当にありがとうございました。有紀子は基本的にマイペースな人間ですので、お返事が遅くなったりしていると思いますが、どうかご勘弁ください(^_^;)



昨日のレース後、せっかく広島に来たのだから、『鉄板焼きの店』で夕食を食べよう! ということになったのですが、どこのお店も行列で・・・ 結局地元のタクシーの運転手さんに紹介して頂いた鳥料理のお店でささやかな打ち上げを行いました。


お疲れ様の乾杯!! 写真左は野中マネージャー、その隣が細川選手です。 美人揃いです(●´ω`●)ゞ  二人ともお疲れ様でした(^_^)v




昨日の織田幹雄記念国際陸上、女子5000mのレース展開を書かせて頂きます。

スタート後、九電工のカブチッチ・セリー・チェピエゴ選手が先頭に立ちレースを引っ張ります。有紀子はレース前の作戦通り2番手にぴったりとつけました。最初の1周が73秒台とまずまずのペースだったのですが、2週目に一気に77秒前後までペースが落ちました。次の周も77秒をわずかに切る程度の遅いペースだったのですが、その後一度ペースが上がりここで縦長だった集団が更に長くなりました。

1200m~1600mが72”5 1600m~2000mも72”5で周り、更に集団がバラけました。

この後レースは高校生の絹川選手が積極的な走りで先頭に立つ場面もあり、若干のペース変動はあったものの、先頭が入れ替わっても有紀子は終始2番手を走り続けました。

4000m通過時点で先頭集団の中で有紀子が一番余裕があったと思います。 有紀子に『お前が一番余裕があるぞ!!』と声をかけました。有紀子にもはっきりと聞こえたそうです。 ここで有紀子の勝利は間違いないと確信を持ちました。

4400mを過ぎたところから徐々にペースが上がり、有紀子、絹川愛選手、カブチッチ・セリー・チェピエゴ選手、渋井陽子選手、尾崎好美選手、新谷仁美選手辺りに優勝争いが絞られました。

ラスト450m程の地点で渋井選手がしかけました。この時私は『よし!!』と心の中で叫びました。 ラスト一周に入る前に他の選手が先にしかける展開を望んでいたからです。

有紀子は素早い反応でスパートした渋井選手の後ろにぴったりと張り付き、バックストレートに出たところでギアチェンジを行い一気にスパート。ラスト200mに入る前に勝負を決めました。(ラスト1周は手元の計測で66”6)

有紀子はレース中、何度も娘のユウナのことを思い出したそうです。娘を想う気持ちが、『負けられない! 優勝するんだ!』 という気持ちを高めてくれたのでしょう。



本当にこの一週間まともな練習ができませんでした。レース前の6日間の総練習距離は、『たったの37km』です。これはウォークも入れた距離で、これで不安になるなという方が無理な話です。

しかし、私は必ず体調は回復するからと言い聞かせ、レースまでの一週間を治療と休養に専念させました。レース2日前になんとか回復の兆しがあり、 『これならレースを走れる!』という状態になったのは、レース前のアップ時でした。それでも『この動きが15分もつかどうか』という不安はありました。


4月7日の金栗記念選抜中長距離から今回の織田幹雄記念国際陸上までの期間、有紀子の体調変化の幅は非常に大きく、色々と勉強になりました。

まだまだ私はコーチとしての経験も知識も不足しています。これから世界陸上のA標準を突破する為のプランを今一度よく練り直し、次のレースには記録を狙える状況を作りたいと思います。



広島からユウナの待つ埼玉の実家に戻ってきました。さっそく姫に優勝報告。 金メダルにはユウナも魅力を感じるらしく、さっそく『パクッ』 金メダルの味はいかがですか!?


今年は何個のメダルを姫にプレゼントできるか楽しみです(^_^)v ママさんランナーの挑戦はまだまだこれからですo(^-^)o