お気楽なソロ活動に味をしめ!

すっかりご無沙汰になった

バンド活動。


でも最近とあるバンドに「ベーシスト」として参加させて頂くことになりました。このバンドはオリジナル曲でなく有名な人の曲を演奏するバンド、いわゆるカバーバンドです。(カヴァー?まカタカナで書いてる分にはどっちでもいいかな)


てな訳でカバーバンドについて少し考えてみたいと思います。


さて



はるか昔の高校生の時代から今までいろんなバンドに参加してきましたが、そのほとんどがカバーをやるバンドでした。


気の合う仲間とコツコツ音楽をやっていくのはホント楽しいですよね。


でも…。


水を差すようなことを言うのも何なんですが、自分たちを含めアマチュアの場合、ライブなどで爪痕を残せるような実力を持っているバンドというのは



たぶん

少ないんじゃないかと

そう感じます。


そして

練習も結構手さぐりな

感じではないかと


勝手にそう思ったりしてます。

(自戒の念も含めてです。すんません)



少し前に僕のオリジナル曲をやるのにプロやセミプロのミュージシャンの方にサポートをお願いする機会があり、


演奏が上手い人たちがどのように準備しているのかを垣間見て、けっこう気がつくことがあったのでその辺を掘り下げたいと思います。


では


そういった人たちは新しい曲をカバーする場合どのように準備しているんでしょう?


まず各パートの担当ひとりひとりが、初めて演奏する曲の楽譜を見たり、耳コピなどをして得た情報をもとに細部まで曲を把握する作業をします。

最終的に正確な音程やリズムをキープしつつ、ある程度の表情をつけて一通り流して演奏できるようにして準備完了です。

ご存知の方も多いと思いますが、この一連の準備のことをこう呼びます。


「譜読み」




僕のオリジナルのサポートをして下さる方たちは、僕の作った音源を聴いて譜面を起こしたり、とにかく譜読みを完璧に行っていただけるので

リハスタでの初めての音合わせでもほぼ原曲通り、いや場合によってはそれ以上のニュアンスで演奏されていました。

ちなみにこのライブでやってる僕のオリジナル曲ですが、メンバーの方に音源を渡しライブ2週間前にいちどだけリハスタに集まり、15分間ほど音合わせしてそのままステージでやったものです。


どうでしょう?


スタジオに入る前、自分たちが普段行っている準備と比べて。

僕は演奏の上手い人がリハーサル前にほぼ完璧に仕上げてくるのを見て、さすがだなと思うと同時にプライドのようなものを感じました。

僕も含め耳が痛いところですが、アマチュアバンドに少なくないのが準備不足だと痛感しました。

スタジオに入る前に演奏する曲の楽譜を見たり、耳コピなどは行うんですが


タドタドしい部分を残しつつ、なんとか演奏できる状態のままリハスタに出陣!


バンドあるあるですね


僕は過去にこういう状態でリハスタに向かう経験がかなりありました。

高校生の頃プロ志向の先輩のいるバンドでドラム叩いていた時にズバリこう言われたこともありました。

「あのさぁ譜読みの終わってないオカズは叩かないでくれるかなぁ?今日はリズムだけ叩いてればいいから。てかオカズ叩いたらコロス…。」

ずーーーん
(ToT)



何故そうなるのか?


言うまでもありませんが、問題は演奏能力とモチベーションです。


ちなみに
いろんな人に
意見を聞いてみました


「集まる前に
ある程度の表情をつけて演奏? 
無理無理
そんなことができるのなら
苦労しないよー。」

「やれば出来るかもしれんけど
仕事もあるし
なかなかモチベ上がらんし」


「自分はシャカリキで
やってんだけど
他のメンバーがオザナリで
萎えるわぁ」

「そんなこと言ってたら
スタジオに入るのは
何年後になることやら」


結論から言えば、これじゃイケてる演奏ができるわけないですよね。(過去に遡って言います。「先輩すんませんでした!」)


そうです原曲を忠実に再現したり、さらにブラッシュアップできるようなバンドのメンバーには

漏れなく
それなりの技術があり
譜読みが完璧です


分かっちゃいるけど、残酷な現実ですよね。
でもメンバー全員がそれなりの技術を持ってるなんて、アマチュアの世界では正直、厳しいってのも現実です。

でも
声を大にして言いたいのは
決して希望がないわけでは
ありません

意見をお聞きした人のほとんどが話の中で「上手くなりたい」「上手い演奏のできるバンドになりたい」と言うんです。

そうなるためのやり方をメンバー全員が理解して準備すれば、いずれは希望が見えてくるんじゃないかと思いました。

そんなこんなでアマチュアバンドが自他ともに俺たちイケてるんじゃない?


と思えるようなバンドになるためにはどんな方法があるのか。そのあたりを探っていければと思います。


と言うところで今回はお開きです。



次回「カバーバンドに思うこと その2」では具体的な方法について、深〜く考えてみたいと思います。


ではまたー😄


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