さて、今回はイケてるバンドになる具体的な方法についてさらに掘り下げたいと思います。


前回、その1でリハスタに入る前の「譜読み」がとっても大事ですと言う話を書きました。ただ多くのバンドは譜読みが終わる前に



「とりあえず集まって

一度合わせてみようよ」



となることが少なくありません。




せっかくだから

早く音出したいですよね。


でもそれで良いんでしょうか?


プロの音楽講師の方がよく


「下手を刷り込む」


という言葉を口にします。


「下手を刷り込む」とは練習するときに、できないフレーズをつっかえながらひたすら繰り返すと「間違える癖がついてしまう」と言う意味です。


YouTubeのレッスン動画でもその事がよく取り上げられています。それが本当ならバンドでも同じようなこと起きるような気がしませんか?





それ以外にも譜読みができていない状態で練習を続けると徐々に良くない傾向が現れます。


それは、メンバーが互いにできてない部分を指摘するようになるんです。


互いに良かれと思って言うのですが、言われたほうはやはり傷つきますし、中には怒り出す人もいます。


かと言って気を遣い黙っているとフラストレーションが溜まります。


とにかくこれが続くとメンバーの関係がギクシャクする原因になります。

それだけリハーサル前にちゃんと演奏できるようにしてくると言うのは大切なわけです。



譜読みが終わらない原因は、突き詰めれば演奏技術の問題なんですが、ひとまずそれは置いといて。



違う角度で考えてみると

原因がもうひとつ

あるような気がします。



それは

カバーしようとする曲が

難しすぎるんじゃ

ないか?

という問題です。




僕は参加するバンドによって担当するパートが変わる場合があります。各バンドでそれぞれの楽器のパートを譜読みするときに感じるのですが


1つの楽曲で

パートごとの難易度が

全然違う曲が多いのです。


ある曲ではドラムだけ極端に難しかったり、ある曲ではボーカルにめちゃめちゃ比重がかかったり、


一般にバンドのメンバーは自分以外のパートをやったことがない人が多いために「他のパートがどれぐらい難しいのか」理解しにくいものです。


誰かが「これをやろう」とカバー曲を提案し、自分のパートを仕上げることができても



バンドでやるからには

メンバー全員が

できなければならないのです。



これすごく重要です


「とりあえず自分が好きな曲なので、みんなにも頑張ってもらわないと」と言う人がいるかもしれませんが、


そもそもそれは

酷なんじゃないかと…。


ではどうすればいいんでしょう?



言うまでもありませんが

1番の解決法は、


全員が譜読みを

完璧にできる曲を選ぶこと。

これは当たり前ですね。


ただそれでもどうしても自分の好みの曲をやりたいと言う人もいると思います。


その場合はどうすれば良いのでしょうか?


その場合、できない部分があるパートの人の演奏を余裕を持って流して演奏できるように簡略化(アレンジ)してもらうか


またはそのパートの人が譜読みを完了するまで待つしか方法はありません。



さて今回はここまでです。


バンドの運営についてはいろんな考え方があると思いますので、もしご意見があればコメントよろしくお願いします。


次回その3をお楽しみに。ではまたー😄

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