乳酸菌を含むヨーグルトで「血糖値」の上昇をおさえ糖尿病を予防 | マッスルかあちゃんミジュの筋美体教室

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ヨーグルトが血糖値の上昇をゆるやかにする

 平成25年の厚生労働省の調査によると、日本の成人で糖尿病が強く疑われる人は約850万人。糖尿病の可能性が否定できない人は約680万人いると推定されています。

 糖尿病を悪化させると、失明したり、腎臓や心臓、脳血管に障害が及ぶなど、様々な合併症を引きおこします。しかし、病気が進行するまで自覚症状がほとんどなく、自分では気づきづらいのが特徴です。

 食生活の欧米化や運動不足などで、最近では糖尿病患者やその予備軍が増えつつあることが問題になっています。そこで注目したいのが、血糖値を下げ糖尿病予防に効果がある乳酸菌の働きです。

知らぬ間に上昇している血糖値

 血液中に含まれるブドウ糖の濃度を血糖値といい、もともと我々の体は、ブドウ糖を燃料にして動いているんです。食事から摂取したブドウ糖は、血液中に溶け込んで全身に運ばれるため、食事をすれば血糖値は上がり、時間がたつと血糖値は下がってくるのです。

 食事のタイミングだけでなく、いろいろな原因によって血糖値は上下しますが、健康であれば膵臓から分泌されるインスリンの働きによって血液中の血糖の量は一定に保たれます。ところが、大量にブドウ糖を摂取しすぎたり、インスリンが足りなくなったりうまく作用しなくなると、ブドウ糖が細胞に取り込まれずに血液中にあふれだすこととなります。いわゆるこれが高血糖なんです。

 血糖値の上昇はなかなか自覚しづらい。検査などで血糖値が高めだと言われても、特に自覚症状がないので放置してしまいがち!高血糖の原因の多くは、食べ過ぎや栄養バランスの悪い食生活、運動不足、ストレスなど、日ごろの生活習慣にあります。

 そして血糖値が高くなると、膵臓はそれをコントロールしようとインスリンを分泌し続けるために疲弊してしまい、次第にその機能が低下していき、それが悪循環となって、ますます血糖値は上がり続け、気がついた時には糖尿病が進行するのです。そして、合併症である失明や腎不全、脳梗塞や心筋梗塞などの深刻な状況をまねきかねないのです。

 

食後の血糖値の上昇をゆるやかにするヨーグルト

 もともと乳酸菌には、血糖値の上昇を抑える作用があることは知られていて、特にある種の乳酸菌を含むヨーグルトは、その効果が高いのです。

 マウスにブドウ糖や牛乳、ヨーグルトを投与してその後の血糖値の変化を調べたところ、ブドウ糖のみを投与したマウスに比べ、ブドウ糖と牛乳を投与したマウスは血糖値の上昇が少し抑えられました。さらに、ブドウ糖とある種の乳酸菌を含むヨーグルトを与えられたマウスの血糖値は、ブドウ糖と牛乳を与えたマウスよりも、さらに血糖値の上昇が抑えられたという研究結果が出ています。

 また、健康な成人男女を対象として行われた別な実験では、7名中6名が牛乳を飲んだ場合よりヨーグルトを食べた場合の方が血糖値の上昇が抑えられました。

 このほかいろいろな実験で、ヨーグルトの血糖値上昇の抑制効果が証明されているのです。

ヨーグルトの粘り成分が食物繊維のような役割も

 ヨーグルトが血糖値の上昇を抑える理由として、乳酸菌がヨーグルトを発酵中に産生する物質の一つである「ヨーグルトの粘り成分」が関係しています。この粘り成分は、人の消化液で分解されないので、食物繊維と同じように糖の吸収を阻害し、その結果、血糖値の上昇を抑えると考えられています。
 
 このほか最近の研究では、腸内環境と糖尿病の関係、遺伝子組み換え乳酸菌による血糖降下作用などが発表され、乳酸菌と血糖値抑制効果についての研究はさらに進みつつあります。

 血糖値をコントロールするには、食生活をはじめとする生活習慣の見直しが基本だが、ヨーグルトを食生活に上手に取り入れていけば、より効率的でしょう。

 血糖値を下げるのに関連する乳酸菌には、クレモリスFC株などがあります。

 

効果的な株を含む乳酸菌を毎日食べることが大切

 乳酸菌といっても、いろいろな種類があり、その効用も実に様々です。効果的に便秘を解消したいのなら、便秘解消に効果の高い乳酸菌を含むヨーグルトを毎日食べること。

 いくら便秘解消に効果が高い乳酸菌を含むヨーグルトを食べたとはいえ、たとえば1度や2度では簡単に解消するものではない。私たちの腸内環境は日々、変化しています。食事の内容や体調、運動、睡眠などで腸内の悪玉菌が増えていくこともあります。1度とった乳酸菌が体の中にずっと存在して、腸内で増え続けると安心してはいけません。そのために、毎日、継続的に食べていく必要があるのです。

 また、ヨーグルトを食べるなら、乳酸菌が胃酸などに壊されないように、食後に食べた方が効果的であるともいわれています。もちろん、単独で食べても悪くはないですが、しっかりした食事をとらなくても、フルーツや野菜など軽く何かを食べた後に食べるといいでしょう。ただし、あまり神経質になりすぎる必要はありません。

 なお、便秘解消に効果があるとされている乳酸菌は、EC-12株、JEF01株、サーモフィラス菌1131株、BB536株、KW3110株、BE80株、SBT2055株(ガセリ菌SP株)、シロタ株、OS株、ブレーベ・ヤクルト株など数多くあります。

 最近はパッケージなどに効用が書いてあるものも多いですが、どんなヨーグルトを食べたらいいか迷ったときには、こんな菌が含まれているものを選ぶといいでしょう。

 

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