出前一丁は日清食品が1968年に発売したスープ別袋インスタントラーメンです。
特徴は何といってもごまラー油の搭載ですね。
♪あーらよ、でまえいっちょう~のCMで一世を風靡した。
カップ麺での発売は少し遅く1991年で以来続く、今年9月1日にはミニカップが発売されています。
その間幾度となく改良が続けられているのはロングセラーの証でしょうか、ごま油練り込みのもっちちり麺となっています。
今回は相当久しぶりで食べてみました。
内容は。
カップの中にはかやくと油揚げ麺、粉末スープと勿論ごまラー油です。
早速熱3湯分の出来上がりです。
なんともらしい出来上がり、多分こうだろうなぁと想像通りですねー。
ラー油のごまの香りがいいですねー。
では、スープ頂きますよー。
はいー、昔ながらのインスタントラーメンの醤油味です、チャルメラやポロイチ醤油とは同系統だがそこは違う味になっています。
タップリの化調やフレーバーで構成されたそれは懐かしくもある。
そしてごまラー油だ、これが出前一丁の個性でロングセラー意味でもある。
ラー油といっても辛さは無い、1968年当時は世の中に今ほど辛いものは一般的には無かった。
それよりもごま油の風味が良かったのですね、それは。
当時は屋台のラーメン屋が結構あったんですよ、それも引き売りですね。
そう、♪ちゃらら~らら、ちゃららららら~、ってチャルメラ吹きながら流しの営業が。
私は世代的にリアルタイムですからね、繁華街だけでなく住宅街を流す、なのでその音を聞くと夜食として食べに出たり人数分を鍋をもって買いに行ったりしていた。
その時のラーメンを思い出すと確かにごま油の風味があった事を記憶しています。
街中華とはまた違う引き売りの屋台を思い出すのですね。
話戻して出前一丁だ。
私のように当時の記憶に浸って食べる方はもう少数派というか、わざわざカップ麺の出前一丁なんて食べないですよね。
これが現在も発売されているという事は若い方にはこの味が新しい味として受け入れられているのでしょうか。
勿論ノスタルジックに浸る私はとっても美味しくいただきましたよー。
ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。