マルちゃん激めんワンタンメンは1978年に登場し、今年で47年というロングセラー商品だ。
途中幾度のリニューアルはしていますが基本的には変わっていない。
勿論1970年発売の元祖カップヌードルには及ばないものの、大手メーカーの製品としては異例の長寿です。
パッケージの色見は変わっていませんがレイアウトはリニューアル時に結構色々と変わっています。
直近のリニューアルは2年前ですね。
では内容を見てみましょう。
カップの中にはワンタンがたっぷり5ヶ入ってる、スープは粉末ですがメンマはレトルトなんですよね。
定価235円、スーパーでの実播価格は200円切る時もあります。
麺は油揚げ麺ですがこの価格帯でこれはかなりの贅沢な仕様ですよね、メーカーの力が入っているのがわかります。。
早速熱湯3分です、出来上がりは。
確かに容器の径は小さいですがとっても具沢山です。
粉末の醤油スープらしいちょっと懐かしい香りがしていますよー。
ではスープから行ってみましょう。
その味は香り通り懐かしいカップ麺の醤油スープ、これは惹かれる味ですねー。
そう、懐かしいんですよ、やはり長寿の欽ちゃんヌードル等と通ずる古くからの油揚げ麺使用のカップ麺にある醤油スープだ。
そして意外やコショウが利いてる、これは初期にはなかったものと記憶していますので幾度かのリニューアルで加わったものでしょう。
このアクセントは強く主張するものではないですが確実にスープを底上げしています。
私の世代だとそう感じるのですが今の方には新しい味として受け入れられているのでしょうかね。
麺もこれ昔ながらの油揚げ麺です。
現在マルちゃんの東洋水産は油揚げ麺でも油揚げ臭の少ない優秀な麺を持っているのですが、激めんにはあえて変わらず旧来の麺を意図的に使っているようです。
表面にざらつきすらある旧態依然な麺なのですがやはり激めんはこうじゃなきゃですよね。
しかもこれがスープ良く纏ってくるという副産物もあるのですよ。
ブニュっとした食感といいこれぞ激めんなんですね。
具材はメインのワンタンに加えナルトとメンマ、これに粉末スープに入っていたネギ片が入ってる。
メイン具材のワンタンは餡は相当少ないものの皮がチュルチュルでおいしい。
このワンタンの皮は結構改良がなされていると思う、初期のものは薄くて切れてしまったりしていたのが多い記憶だ。
熱湯3分でも上手に戻る厚みを増した物が開発されているという事だろう、こういった日々の努力がロングセラーにつながっているんでしょうね。
そしてレトルトのメンマ、これがもうシャキッとしててライブ感満載。
ってライブ感じゃないですよね、正に本物な訳だから瑞々しくてホント美味しい。
47年間いまだ変わらずスーパーの棚の一角に常備鎮座しているというのがその実力を示している。
油揚げ麺の小型な丼カップですが内容満載でどう食べても満足する。
これが実質200円以下で買えるのだからロングセラーになるわけです。
勿論日々改良を研究していて手を抜かない東洋水産の姿勢があるからな訳だ。
ロングセラーには訳がある、それを実感する美味しさと楽しさでしたよー。
ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。