株式会社麺のスナオシは茨城県水戸市に有る製麺メーカーです。
現法人の創業は平成15年ですがその元とななる砂押商店は1915年初代社長砂押解介氏により創業された老舗メーカーです。
関東のスーパーでは陳列棚下段の廉価コーナーに幅を利かせる。
同じく関東のスーパーに鎮座する群馬県佐波群に有る大黒食品工業同様廉価なカップを作り出す庶民の味方なメーカーなのですね。
なのでこれらのカップ麺は100円台前半、安売り時には98円といった金額で発売されていることが多い。
この麺S'シリーズはそれよりちょっとだけ上、麺づくりとか麺職人といった大手が手掛ける150円前後の価格帯に勝負をかけるように販売されている。
なのでそれらに負けぬよう液体スープを奢っています。
内容もそれらライバルと同様2パックです。
液体スープはやはり粉末とはライブ感が違いますよね、香りも香ばしいです。
では熱湯3分出来上がりは。
具材はワカメ、コーン、モヤシ、ネギですが如何せん量が少ないか。
まあこれは他の競合も変わらないので問題はない。
スープ行ってみましょう。
細かな油がびしりと浮きますが玉になる程では無くあっさりです。
それは味の方もそうで濃厚とか香ばしいとかはそれ程では無く平板で物足りない。
少し前に食べてレビューしているニュータッチの大蒜味噌ラーメンが驚くほど本格的で、凄麺とも互角に渡り合う程と思ったのとは違い価格成りといった感じでしょうか。
麺も正に昔の油揚げ麺で大手他社がどんどんと進歩しているのに取り残されている感じ。
ボソっとした感じが旧態依然としてて啜り心地も一時代前といった感です。
麺職人、麺づくり等がノンフライ麺を奢っているのでその差は歴然なのだが。
勿論事業規模が違いますから一概には言えないですね、設備投資にはとんでもなく資金が必要です。
だってスナオシは従業員数何とたったの35人の会社ですよ、ヤマダイが125人で凄く頑張っていると思うが更にその1/4位の従業員です。
最大手の日清食品と比べると1/400というとんでもない比率ですからね。
こういう企業には本当頑張ってほしいと思う、応援しちゃいますよね。
このカップの液体スープも並々ならぬ努力があっての物だと思う。
ただね、現実は非情だ、私の評価はそれなりというしかないです。
だが現在も関東のスーパーの一角にはスナオシの製品が沢山並んでいます、これもまた事実なのですね。
安かろうのメーカーで無いのはこの事実が証明しています。
当ブログでも折を見て追っていく事にします、勿論応援していきますよー。
ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。