この日も埼玉東所沢の協力工場へ、この辺りも40度近いのだがそれでもラーメンです。

 

 

当初は山頭火出身の三四郎さんかガッツリなチャーシュー力さんと迷ったのだが気分はラーショのネギチャーでした。

平日の1時手前だが20席ある店は1/3位の入りです、何時もなら満席近くなのにやはり暑くて客足は伸びないようですね。

 

 

背脂浮かぶラーショのネギチャーだ、これこれ、おいしそー。

スープ行ってみますねー。

 

 

九州系のような白濁はしていないのだが豚骨の旨みが感じられます、そして背脂と。

この基本は千駄ヶ谷ホープ軒発祥とされる東京豚骨だ。

ホープ軒本舗の難波二三夫氏が偶然煮過ぎて出来たスープを、その傘下の屋台から発祥した千駄ヶ谷ホープ軒の牛久保英昭氏が昇華させた東京豚骨ラーメン。

ラーショはこの譜系なのは見ためでも明らかですね。

 

今年こちらへは2回目ですがこの時も前回同様の変化が見られました。

それはスープの豚骨濃度、これが変ってる。

前回は午前11時過ぎと早い時間だったのでスープがまだ若かったのかなぁ、などと思ったのですが。

この時はもう1時手前だ、なのに前回同様以前よりも豚骨濃度がちょっと少なく感じます。

仄かに香った豚骨臭もしません。

 

 

黄色い中細麺はこれラーショ本部より仕入れているもののようです。

というのもラーショはよく言われるようにチェーンの縛りがかなり緩いんですね。

なので他の製麺所の麺を使っている所も多いんですよね。

良くある中細ちぢれ麺なので個性は無いですがその分安定しているというか、ラーショを堪能するには十分な麺です。

 

 

チャーシューはこのくらいの大きさが5枚入ってます、厚めに切られていて食べ応えも十分。

パサついてもいなくて美味しいですよ。

こちら卓上にはこんな形で各調味料が置いてある。

 

 

専用容器では無くてコップとガラス小鉢にラップと無作為に置いてある。

何で蓋つき容器にしないのかは不明ですが、多分営業終わってしまう時にスプーン抜いてラップを戻せばそのまま冷蔵庫という手間省きなのでは。

当然途中から味変に投入します。

 

 

ちょいと辛いのは好きですがこちらのは豆板醤ベースなので大分味が変わる、なのでこの位に。

ボトルニンニクもこの位を少しづつ溶いて楽しんでいきます。

何でもやり過ぎは元の味を分からなくしてしまいますから程々です。

 

 

やはりうまいやラーショのネギチャーは。

ただこの店のように少し変化している所も多いんじゃないかと思う。

原価が大分上がって来ていますから致し方無しでしょうかね。

私としては値上げしてでも味は変わらないでいて欲しいと思うのですが、これは世間が許さないって事なのでしょうか。

数十円の値上げでも消費者は敏感です。

それでも美味しいラーメンが食べたいです、私も裕福では有りませんがコストで味だけは落とさないようにと、我々食べる側も頑張っているお店に対して認識が必要な時代なのかと思っていますよ。

こちらも一生懸命に頑張ってるのが判る内容でした、エールを送りたく会計時にお伝えいたしましたが私も経営者の端くれですので葛藤は痛いほど判るつもりです。

おいしかったですよ、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。