ここの所毎月のように行っている静岡市、土産物はやはり海鮮ものになるのだがなかなか生物は持ち帰るのは難しい。
勿論常に車にはクーラーバックを置いているのだが、やはり地物の鮮魚はお腹の中にしまって帰ることが多い。
まあそれは主に寄り道しながら帰ったりするからという理由もあるのだが。
静岡のすぐ隣、清水漁港に有る海鮮が食べられてお土産物も豊富なこちらに寄ったりする。
そこで入手してきたのがこちら。
桜えび漁は駿河湾だけで行われています、元々深海性の桜えびが夜間富士川や安部川、大井川等より流れる植物性プランクトンを捕食すべく海面近くに上がって来るという特殊な環境により成立している極めて貴重な漁場なんですね。
漁が出来る漁協は由比、蒲原、大井川の3漁協120隻だけです、上がる港は由比と大井川です。
それらは生で出荷されるもの冷凍での物とありますが多くは天日干しになるのですね。
こちらの光景で有名ですよね。
一面の桜色、こうして自然の恵みをタップリと頂いた干し桜えびはかなりの高級食材です。
粒の揃ったもので私の好きな卵を持ったものはいないかなぁ。
そう、物によってはこれが有るんですよ、香ばしさに奥深さが加わって見つけたら拾ってそのまま食べちゃいます。
つまりこれこのまま食べても美味しいの、本物はそういう物なんですよー。
最近この周辺の海産物にはしずまえというブランドが付く、東京湾物の江戸前にあやかってのしずまえという事なのでしょう。
このパック、たったの30gで1200円です。
ということはキロ4万円という本マグロに匹敵する超高級食材なんですよ。
昔からのこちらの地方は乾煎りりして香味を立たせたら醤油と砂糖でシンプルに甘辛く煎り煮した物。
佃煮風ですね、これがご飯に日本酒にととっても合うんですねー。
もう一つは天婦羅です、生の物とはまた違って香ばしくてこれがまたとっても美味いんです。
玉葱と合わせてかき揚げにした、本当は全部桜えびだけで揚げるのがいいんですがね。
この組み合わせでも桜えびは多めにしています、やはり旨いんですねー。
塩降って食べるのがマスト、白米は勿論の事もうビールだってポン酒だってカモーンの美味しさだ。
我家の塩はこれを使っています。
瀬戸内の海塩です、マイルドで角が無くこれお勧めです。
といいながら天つゆに大根おろしもやっていますがねぇ。
まあどちらもうまいんですよ、それでいいじゃないですかぁ。
という事で2パックを家族でサラリと食べてしまいました、みんなうまいと納得していましたよー。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。
追記。
いちば館の中はこんな感じ。
平日の朝一なので割と閑散としていますが週末は観光バスも寄るのでかなりの賑わいになるようです。
地物を中心に様々な海鮮が並びます。
干物他日持ちのする加工物専門店も有ったりで観光需要には対応していますね。
勿論その地物を味わえるところもありますよー。
中には三軒飲食が有って、その中の一軒は興味あるメニューでしたね。
漁港の競り場を挟んで並びにはまぐろ館という施設も有って、そちらは2階建ての飲食だけの提供になってます。
1~2階とも通路の両側にお店がずらりと並んでます。
こちらも週末や休日は並びが必須で大変賑わうようですね。
ただ私にはこれといった食べたい物が無いかなぁ、マグロは勿論ウニだのイクラだのカニだ甘エビ等地物で無い物は正直食べる意味があるのかなあ。
こう見えても私沼津漁港仲買の孫ですから、このまぐろ館よりもいちば館の中に有る飲食店の方でしらす丼に単品で桜えびのかき揚げげ付けたのの方が良いかも。
あっ、本物の釜揚げシラスってスーパー売ってるのとは違うんですよー。