静岡県沼津の本丸亭さんは静岡出張の帰りにに偶然発見したお店です。
無化調らーめん本丸亭、静岡沼津の美味しい店発見です。 | redtylerのブログ
それは私の習性で走ったことの無い道は経験してみたいという事から。
この時は静岡出張の帰りに1国から東名高速愛鷹PAのETC入路で帰ろうとしたらこの店を発見したんですね。
通り過ぎてからどうしても気になって反転して入ったという経緯があります。
それは大当たりで東京でも私が知る限りでは無いような独自のラーメンを提供するお店でした。
沼津といえばアジの開きで有名ですが、鰹や宗田の節でも有名です。
市内には沢山の加工業者が有って鯖や鰯の節も作られてますよ、うるめ鰯の節は高級食材ですしね。
店主はその特徴を生かして色々な節をブレンドした独特のラーメンを提供している。
私はもうそれにゾッコンになってしまった訳です。
無化調らーめん本丸亭さん、節出汁らーめんは絶品です。 | redtylerのブログ
節だけでなくベーススープの美味しさを確認したくて塩ラーメンも食べてみたのだがこれまた美味しかったですしね。
沼津の本丸亭はこれとんでもないラーメン屋さんですよ。 | redtylerのブログ
今回も静岡出張の帰り、時は11時半としっかり時間調整して尋ねましたよー。
この時間でも先客7名とそこそこ入ってます、場所柄地元密着型ですが駐車場は5台分ある。
4人テーブル1に2人テーブル5でこれは寄せて大人数にも対応、カウンターは以前3だったのですが余裕をもって2席にしています。
こちらは節ラーメンの中華そばと、別に醤油ラーメンというメニューも有る。
前回は塩を確認しているので今回は醤油ラーメンの確認をしてみたかったのだ。
ただ単に醤油ラーメンでは無く、時期限定で根方ネギラーメンというメニューが出ています。
地元のネギを使ったラーメンでどうも醤油ラーメンベースのようなのでこちらをオーダーです。
出てきた物は斜め切りされたネギがたっぷりと乗った醤油ラーメンでした。
何時もの肩ロースチャーに軟らかメンマに海苔とお馴染みですが、ねぎの存在感が流石に凄いです。
その根方ネギには醤油と味醂他植物油主体のネギ油で和えられています。
この味付けが絶品でした。
その前に先ずスープを頂きましょう。
そのスープがですねー、豚鶏の旨みをじっくりと摂った相変わらずのベーススープに。
火入れされていながらキリっとした醤油が利いた美味しいスープ。
勿論節由来の魚介も感じますがそれは穏やかでこちらの大将が考える正統醤油ラーメンという感じだ。
そこへ根方ネギである、このネギ癖が強くなくシャクシャクとした食感と甘みすら感じる生で食べるのがとっても美味しいネギだ。
そして玉に浮かぶ油がですね。
これは元々の醤油ラーメンに入っている物と、根方ネギラーメンにはそのネギから摂ったと思われるネギ油も入っています。
これがかなり癖になる様なネギ油なんですよ、根方ネギ自体もそうですがさらに助長するネギ感が従属するんですねー。
そしてそのネギ油ですが感じてみると、ゴマ油程の主張がないのだがどうも植物油のようで独特の香ばしさが有ると。
大将に聞くとこれは菜種油だという、成程ネギの旨みの後ろ側に有った独特な香ばしさは菜種だったんですね。
しかもかなり上質な物を使っている、ここまで風味が立ってるのってあまり無いですよ。
麺は細麺と太麺を選べます、私は何時も細麺なのですがどうも大将の推挙は太麺のようだ。
始めて行った時に聞いたらその答えでしたが、どちらも美味しいのでお好みで良いとの事です。
麺と一緒にネギを食べてもこれまたうまい、ラーショなどのネギラーと違って癖が強くないからこうしても楽しめます。
勿論ネギの風味が少ないという訳では有りません、あのツンと来る辛さが少なくてシャキシャキした九条ネギのような感じなんですね。
なる程地物野菜推しなのがよくわかる、この組み合わせはかなり癖になりますね。
いゃぁ、食後も暫くはこのネギ油の余韻が残っていました、菜種油とは凄い所をついてきましたねー。
根方ネギとの相性も素晴らしいです、ベースとなっている醤油スープと共にこれまた凄いラーメンでした。
とってもおいしかったです、これからも追いますよー、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。