凄麺函館塩ラーメンは珍しい定番となっている塩味のカップ麺です。
凄麺ご当地物のシリーズとして欠かせない存在となっいますね。
最後に食べたのは昨年の3月、こちらもしれっと変わっているかもしれないのでチェックですね。
早速内容を見てみましょう。
パッケージの色が変わっていますが内容はほぼ一緒のようです。
今回もかやくのお麩は欠けていましたがほぼ原型を保っているでしょうか。
早速熱湯4分です。
見た目もやはり変わっていない、スープの色含め同じと言ってよいでしょう。
スープ行ってみます。
ウーンうまいなぁ。
塩スープは見た目よりも単純じゃない、いろいろな旨みが詰まった美味しいスープです。
ベースは豚鶏の鶏が優るチューニング、パッケージに有るように道産の昆布やホタテのエキスも入ってます。
でもですね、こちらの決め手のフレーバーはメンマなんですよ。
スープの奥に何とも懐かしい風味が香っている、これがメンマの煮汁なんですね。
これ街中華のラーメンのちょっとツンと来る感じというか、あの味に必須なのがメンマのエキスなんですよ。
最近のラーメン屋はメンマを作らず業務食材を使っている事が殆どです。
メンマ造りは塩メンマから作ると5~7日くらいかかり物の割にコストがかかるので今は作らない店が多いんですね。
昔からの街中華はメンマ造りが普通でしたから今でも残っている店はそうしているようだ。
そしてその味付け煮汁はチャーシューの煮汁と共にラーメンのタレになってるんですね。
こちらの塩スープにはこのメンマのエキスがとても効果的に使われています。
麺は細くて縮れのる角切りの物で凄麺お得意の多加水麺だ。
函館のラーメンはこれほど加水率が高い物は少ないと思うのだが、この辺りは美味しい麺という事で素直に納得しましょう。
という事で今回久しぶりに食べてみて改めてこちらの塩味の組み立ての妙技を知らされました。
塩ラーメンは何かが突出するわけでなく色々な旨みが重なって織りなす旨さが醍醐味です。
この凄麺函館塩ラーメンはそれらの旨みを纏め上げるのがメンマエキスなんですね。
凄麺の開発スタッフはご当地シリーズを作るにあたり周辺のラーメン屋を食べ歩きリサーチして味を決定しているという。
その中でこの組み合わせに到達したという事なのでしょうね。
この美味しさならばこれを食べて函館の塩ラーメンを食べてみたいと思う方多いんじゃ無いかと思います。
函館市庁とも協賛で期待を寄せられていますしね。
私はこの期待には十分こたえている味だと思いますよー。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。
追記
本来の函館塩ラーメンは我々が考えている物とちょっと違うみたいです。
もっと澄んだ透明スープなのだという。
函館のブロ友さんが本来はそういう物だと教えてくれました。
いつかは本来の函館塩ラーメンを食べてみたいですね。