以前から気になっていた手打ち蕎麦屋の旭庵さんで食べてきました。
帰り信号待ちの時に車内から撮ったので窓の反射とか写り込んでるし店も良く分かりませんですみません。
店内は奥に広く1階は4人テーブル4卓に2人テーブル2卓、石臼2台に打ち場と厨房が結構広い。
2階席もあるようで街場の蕎麦屋とは違いキャパは有る。
お店の売りは天せいろで、こちらお値段も2400円位でちょっとお高め。
つまみ物も充実していて蕎麦前も良いですねー。
この日も寒かったですが二人そろって冷たい物のメニューを。
つれは納豆蕎麦、私は海老とおろし蕎麦をお願いしました。
海老とおろし蕎麦です。
おおー、具沢山のぶっかけ蕎麦ですねー。
海老におろしは勿論、揉み海苔、青葱、花鰹節と盛り沢山だ。
海老は天婦羅で食べやすいように切ってあります、大型でプリプリの海老でした。
これでお値段1620円です。
早速頂いてみましょう。
手打ちの蕎麦はかなりしっかりと打たれていて、江戸前本来の力を込めての木鉢作業されているようです。
ただ風味は少し足りないでしょうか、鼻に抜けるあの香りは少ないですね。
汁はぶっかけなので辛汁(もりに使うやつ)と甘汁(かけに使うやつで江戸前はこう呼ぶ)とを合わせた物なのですが。
かえしはしっかりと寝かしてあるようで醤油の角は無く、合わせる出汁の風味も本枯れの荒節の香りもする手の込んだ物。
ただ味醂由来の甘みが私の趣向としては強く感じてそこが気になったかなぁ。
混ぜそば如く具材絡めればそれは旨いのだが、蕎麦の風味はますます無くなってしまいますよね。
最も蕎麦を楽しみたければせいろを頼めばよい訳で、当初はそうして二人で半分づつ蕎麦自体を味わおうとしていた訳なのですが。
初訪なので先ずはネタもの食べてみてからにしようと、この判断はある意味当たりで。
普通盛り自体量が有ってせいろは断念という事に。
こちらは連れの納豆蕎麦です。
こちらはたしか1020円でしたか。
こちらは別添えでからしが付いて来るんです。
納豆に青海苔とからしが有って美味しかったが、やはり元から風味に乏しい蕎麦の味は何処えやらだったそうですよ。
という事でやはりこちらの蕎麦の真価はせいろ蕎麦食べてからのようでしたね。
まあ当然といえば当然です、天ぷらも食べたければ天せいろを頼めって事でしょう。
という事で改めてせいろ蕎麦を食べに来てみましょうかね。
しかもせいろ蕎麦は手打ちなのに750円と他の物に比べてリーズナブルなんですよね。
でもこの店の汁は私には合わないかなぁ、味醂の甘味が多い方が好きな方にはたまらないかもしれませんね。
という事で、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。