札幌ラーメンどさん子は今から半世紀以上前、1960年代後半から70年代にかけて一気にチェーンを広げた。

だがその起源は札幌では無く北海道内でもない、なんと東京都墨田区の吾妻町(現在の八広)という場所に在った街中華から始まったのですね。

店主青池氏が餃子メインという当時としては珍しい形態で店を5店舗と広げたのだが、のれん分けという形態での展開に限界を感じ。

当時としては珍しいアメリカへ研修旅行へ行ったときにハンバーガーチェーンのフランチャイズ制に早くも着目。

帰国してデパートの北海道物産展で偶然見た札幌味噌ラーメンにインスパイアされて味噌ラーメン推しの店舗を発想。

当時まだ全国には知られていなかった札幌味噌ラーメンで一時は全国に1000店のフランチャイズを広げたというラーメン業界では伝説の店です(以前の当記事より一部引用)。

 

 

当方の資料によるとこの創業昭和36年というのは前身の街中華である餃子飯店つたやさんが創業した年代のようですね。

一昨年は北千住の店舗で食し、昨年は同じくサッポロ一番ブランドから出ている袋麺を食べた。

この袋麺が良く再現されてて、特にスープは良く出来ていました。

サッポロ一番どさん子監修味噌ラーメン、これ良く出来てますよー。 | redtylerのブログ

 

なのでこのカップも期待出来ますね。

 

 

という訳で墨田区発祥なのですがパッケージには。

 

 

袋麺の時もこれはどこを指しているのだろうかと思ったのだが、今回は堂々と札幌編と書かれているじゃないですか。

まああまり突っ込まないようにしましょうね。

 

 

陽気は縦型ラージカップ、麺量70gと標準カップよりも10gほど多い。

ラージカップの通例で小袋が付いて来る、香味油のようです。

 

 

内容は具材がまばらでちょっと寂しいでしょうかね。

では、熱湯5分です。

 

 

具材は味付き肉そぼろ、モヤシ、ネギ、コーンに黒胡麻です。

仕上げの小袋はやはり香味油で、これを入れるとなんと野菜を炒めた時の香ばしい香りがしてきましたよー。

では良ーくかき混ぜてからスープ行ってみましょう。

縦カップの粉末スープ物は底にたまってしまうので良くかき混ぜるのがセオリーです。

 

 

シャバ系の味噌スープです。

ですがそのシャバ具合がこれどさん子味噌ラーメンしてるんですねー。

前述野菜を炒めた感のある香味油がよりどさん子さを引き立てている。

これは袋麺同様良く出来ていますよ、どさん子の味噌ラー食べたことが有る方ならそうそうこれこれってなる味にはなっていますね。

 

 

麺は油揚げ麺ですが太くて黄色く縮れのある札幌麺を再現しています。

サンヨー食品に良くある油揚げ臭が気になるものでは無く、食感も見た目ほどもさっとした感じでもなくなかなか良く作られてます。

ちぢれが多い以外は見た目も良く再現していると思います。

 

 

なる程どさん子の味噌ラーの再現においてはこれ袋麺の物よりも良く出来ていますかね。

味に関してはほぼ同じなのですが麺はカップの方が似ていました。

スープに関してはホント良く出来てます、濃厚では無くサラリとしていますがそれがまた常習性のあるどさん子味噌ラーをよく再現してる。

具材は寂しいですが、要となるモヤシやコーンは入っているし胡麻が浮いてるのも味とかは別として雰囲気有る。

これは更にトッピングとしてバターを推挙したいかなぁ、味噌バターにしたらより美味しいと思う。

今度やってみましょうかね。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。