サンヨー食品のサッポロ一番から一世を風靡した札幌ラーメンどさん子監修の味噌ラーメンが出ている。
カップ麺の存在は知っていましたが袋麺も有ったんですねー。
昨年3月に発売なっているようです。
ご当地熱愛麺とありますが、これがシリーズなのかは不明。
というのも現在これ一種類しか出ていませんので。
とはいえこれが札幌ラーメンだからと言って北海道を指しているのだろうか。
後述しますがどさん子は東京都墨田区が発祥ですからね。
内容は最近の袋めんのトレンドか、粉末スープと調味油の2袋構成です。
麺は勿論油揚げ麺、同味噌ラーメンとは違う麺ですね。
早速調理です。
今回もキャベツ中心の野菜にひき肉を少々いれた。
おいしそー、味噌にはたっぷり野菜が似合いますね。
野菜の分水は50㏄減らしていますよ。
では、スープ行ってみましょう。
いゃぁ、これはまいった、あのどさん子味噌ラーの味がする。
もちろん厳密にいえばそれは違うのだが、雰囲気はもうこれこれって感じだ。
パッケージに炒め野菜の香りとあるようにらしき物も感じます、ほんの少しトロミが有るので濃厚感がありますよー。
麺は油揚げ麺であるがチュルりとしててノンフライ麺みたい、ポロイチ味噌ラーメンの麺とは違い札幌麺の黄色いちぢれ太麺を良く再現しています。
チュルチュルの食感で小麦感まであります、かなり良く出来た麺です。
サンヨー食品は袋めんの方はこういう優れた麺を使っているに、カップ麺だとあの油揚げ臭バリバリの安っぽい麺を未だ使っているのは何故なのでしょうね。
いやこれびっくりですよ、それほど期待はしていなかったので目から鱗というか。
私的ですがレギュラーの味噌ラーメンよりも好きかもです。
なによりどさん子っぽいのがいいですねー。
昨年に今は数少なくなったどさん子ラーメンを北千住で食べてます。
この時に食べたのは塩パターだったんですが、これ食べて俄然味噌ラーメンを食べたくなりましたよー。
勿論この袋めんの方もストックしておきましょう。
おいしかったぁ、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。
追記
以前の記事よりどさん子の起源です。
札幌ラーメンどさん子は今から半世紀以上前、1960年代後半から70年代にかけて一気にチェーンを広げ、一時は1000店に迫る全国チェーンのラーメン店舗でした。
だがその起源は札幌では無く北海道内でもない、なんと私の住む東京墨田区の八広という場所に在った街中華から始まった。
1961年店主青池保氏が餃子飯店つたやという餃子メインの当時としては珍しい形態で店を5店舗のれん分けした。
だがこれ以上のれん分けという形態での店舗展開には限界を感じた青池氏は。
当時としては珍しくアメリカに研修旅行へ行ったときにハンバーガーチェーンマクドナルドのフランチャイズ制に早くも着目し。
なにか目玉になる商品は無いかとデパートの北海道物産展で札幌ラーメンにインスパイアされて札幌味噌ラーメン推しの店舗を発想。
札幌に行かないと食べられないものをこちらで展開すればこれは絶対に当たると当時まだ一般に知られていなかった札幌味噌ラーメンで一気にフランチャイズを広げたというラーメン業界では伝説の店舗です。
最近は何処でも食べられるようになった事で徐々に衰退していったようです(早くからエバラの業務用味噌たれが急速に普及したことによりそれこそ街中華でも味噌ラーメンが食べられるようになった事も大きいですね)。
という事で札幌とはほとんど関係の無いチェーンだったんですね。