藤原製麺は旭川に有る製麺メーカーだ。
生麺を2日間かけて乾燥させた独自の長期熟成乾燥で美味しい袋麺を作っています。
東京で初めて話題になったのは熊出没のシリーズで、その変わった名前とは裏腹にかなり本格的で美味しいと評判になった。
私も今までに旭川の名店青葉さんや天金さんの物、梅光軒さんによし乃さんに山頭火さんなど(私個人店には敬称を付けています)同社の袋麺をを食してきました。
今回は最近頭角著しい札幌の吉山商店さんです。
札幌在住のブロ友さんであるタケさんも札幌一うまいと絶賛で焙煎ごまみそらーめんが有名なお店です。
新製品のようで未だ藤原製麺のHPにも掲載されていない。
カップ麺では凄麺のヤマダイがニュータッチシリーズの期間限定で発売されていますが。
袋麺では初めての製品化ではないだろうか。
その内容は。
乾燥生麺と液体スープという藤原製麺の袋麺共通の仕様です。
麺もさることながらこの液体スープの完成度が異様に高いのもこのメーカーの特徴ですね。
早速作ってみた。
チャーシューは汎用の物、カット野菜をチンして後乗せしています。
この方がスープの元の味をちゃんと感じられます。
本来はチャーシュー、キクラゲ、メンマにネギなので随分と違いますがこれは流石にご勘弁を。
ではスープ行ってみましょう。
焙煎ごまみそなんて言うと炒った胡麻がたっぷりと入る胡麻感満載な濃厚スープを先ず想像しちゃいますよね。
こちらのスープはサラリとしていながら味噌の旨みがしっかり有るスープだ。
胡麻の風味は穏やかでこれまた強くは主張しない、こちらも味噌の香ばしさを増す方向で。
豚鶏の豚が優るベースはこれらをしっかりと支えて一言でいえば調和のとれた味噌スープです。
それぞれが上手に重複してて美味しさが一塊になっているというか。
なのでレンゲが先行するスープです、これはうまい。
麺は前述生麺を2日間かけて熟成乾燥させた藤原自慢の乾燥麺です。
敢えて急速乾燥してしまうノンフライとも違い、どちらかというと乾麺に近い製法ですがこれがかなり生々しい麺なんですね。
角切りの細麺で藤原に良くある汎用麺の中から吉山商店さんの物に近いのを使っている。
札幌味噌ラーメンとしては細い麺なのでこれは再現も良いか。
ツルツルと箸が進む美味しい麺です。
この細めの麺が具材と一緒に食するのに誠に良い、レンチン野菜は上手に加熱するとシャキシャキの食感が楽しめます。
いゃぁ美味しかったですねー、私常日頃カップ麺ではヤマダイ凄麺が何を食べても美味しいと言っていますよね。
袋麺では藤原製麺の物は何を食べても美味しいと付け加えて宣言いたしますよー。
実は銀波露の物も入手していますので、こちらも食べるのが楽しみです。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。