こちらやなか草さんもかなり久しぶりですよー、夏前に行ったきりだ。
JR総武線平井駅近の人気店ですから1時半の来店でも店内いっぱい、丁度会計している方達がいて少しお待ちくださいとの事で数分でテーブル席へ。
一人でテーブル席は落ち着きません、なのでカウンターにいる二人連れの方と交換していただいて私はカウンターへ。
という事で久しぶりは一番好きな塩味です、そして欠かせないトッピングがワカメ、そしてチャーシューなんですねー。
塩ラーメンワカメチャーシュートッピングです。
こちらトッピングが多い時には大盛用の大きな器で出てきます。
カイワレと海苔がちばき屋系列のアイデンティティだ。
ではスープから行ってみましょう。
透明度のある塩スープ、だが口に含んだ瞬間ふわりと旨みが広がります。
豚鶏と葱等根菜中心の香味野菜でじっくりと沸騰することなく摂られたスープは何かが強く主張するものでは無く混然として旨みがたっぷりです。
適度に脂も浮いていてこちら最後に背脂をチャッと1回だけするんですね、なのでしつこくなくても適度な濃さがありとってもおいしー。
塩分濃度も高くないのでスルスルとレンゲが止まりません。
麺はちばき屋さんの製麺所で作っている物、多加水で細くて縮れが有る麺はどこか懐かしい。
昔下町にはそこここに有った屋台の支那そば屋、そこで使われていた麺みたいなのだ。
屋台ではお客を裁くためと光熱費を下げるために早く茹で上がる麺が必要だ。
なので細くて縮れのある麺が好まれた、これは麺を作っているちばき屋店主千葉氏の思い入れなのだろうか。
この細さで縮れが有るからサラリとしたスープを良く纏って来ます、そちらの狙いが本筋だろう。
チャーシューは今回大判の物が4枚乗ってきました。
適度にサシの入った肩ロースでちょっとムチりとした食感でとってもうまーい。
今回と書いたのはその時によって大きさが異なるんですね、大きさの違いは枚数でちゃんと調整されています。
でも大判は嬉しいですね。
メンマもちばき屋さんの物だ、柔らかめですが繊維質を残してこれまた旨い。
味付けも控えめでそれがこのスープとマッチします。
そしてこれだ。
大将厳選のワカメ、これ三陸産の生ワカメなんですよ。
こちらの大将は岩手県気仙沼の出身なんですね、なので故郷の三陸産生ワカメを取り寄せて使っている。
以前お話しした時に、本当にこれでよいのかと各地のワカメを試したんだそう。
その結果やはり三陸産が一番と確信して今使っているのだそうだ。
確かにこのワカメは私が今まで食べて来たラーメンのトッピングのワカメとは完全に一線を画する物だ。
懐石に使ってもおかしくないレベルで、肉厚でシャキッとした食感とその風味はとても100円のトッピングとは思えない。
こちらへお越しの際には何を食べるにせよワカメのトッピングはお忘れなくですよー。
いゃー、おいしかったです。
スープも麺もチャーシューもワカメもどれもかなりのクオリティです。
これらが漫然一体となったラーメンはもう絶品ですよー。
塩は私の一番のお気に入りですが、醤油も味噌も美味いんですよ、次の来訪は結構速いかなぁ。
とってもおいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。