場所は押上、スカイツリーの東側で都営地下鉄押上駅近くに有る。

古い話になりますが私の就学前には既に京成線と都営地下鉄は連絡し押上駅は地下になったのですが、まだ地上に京成線の木造の駅が残ってたのを記憶している(隣接する東武線の引き込み線には用途廃止の蒸気機関車が何両も置いてあり絶好の遊び場でした、今なら事件になりかねないですね、緩い時代です)。

私の育った向島は押上の隣地で、母校墨田中学校の学区内だったので友達も多い。

この店の向かいも実は同級生の実家である。

 

 

逆光食らっていますがお店はこれで営業しているの?といった風だ、のれんも出てない。

だが人気店なので中に入るといつ来ても必ず何人かのお客さんがいます。

ただお店は大きくはなくカウンターはコロナ以来余裕を持っての3席に、4人テーブルと6人テーブルが一つづつです。

なので昼時は並びになります、それは開店の11時半前からなので何時も1時以降に行くようにしています。

 

 

メニューは汁なし担々麺と汁有担々麺の2種類、以前は広島ラーメンも有ったのですがあまりに担々麺のオーダーが多いので淘汰されてしまっています。

 

 

 

頼むのは勿論汁なし担々麺です、パクチー入りでオーダー。

痺れの花椒と辛さの唐辛子は3段階から選べて、シビ3辛2で頼んでいます。

 

 

出て来ておっと、卵黄を入れ忘れましたね。

なので追加をお願いしようと思ったのですが、今回はこれで食べて行くことにした。

パクチー入りは結構たっぷりと乗ってきます、ねぎ増しというのも有るので今度頼んでみたいです。

 

 

パクチーの下には坦々肉味噌がタップリ、麺は博多のような細麺ですよー。

では広島式担々麺の流儀に従いよーく混ぜ混ぜしていきましょう。

 

 

汁無しといっても汁は有る訳で、これをよーく絡めます。

四川担々麺のような芝麻醤の胡麻の香りは強くない、醤油が香る豚鶏スープがベースでラー油の殻さと花椒のピリッと来る感じが特徴だ。

こちらの花椒は本格四川の物と違って舌にジンジンと来るものでは無い、ピリリと来るくらいですよ。

 

 

極細麺は太さは博多麺に近いが中加水でつるりと食べられる。

小麦感も有る麺ですから汁をよーく纏って来まてこれまた美味しく食べられます。

 

 

具材も一緒に混ぜ混ぜして食べるのがもうたまらない。

パクチーの独特の風味がいいですねー、うまいうまいとどんどんと食べ進んでしまいましたよー。

 

 

こちらの店主さんは勿論広島出身です、芝にある有名店キング軒さんの東京支店の店長さんともよく飲みに行ったりしているという。

キング軒さんは下記2軒目にレビューしています。

台湾、坦々、麻婆と、、最近のラーメン事情汁なし編、。 | redtylerのブログ

 

なので本場の味で間違いない訳だ。

ここは私の工房からベスパで4~5分でしかない、気軽に広島の味が食べられると。

店主さんはなんとバン・ヘイレンのファンで店内にはレコードジャケットが飾られている。

それもデビット・リー・ロス時代の物だ(なので歳もそれなり)。

以前にこの頃が良かったよねー、なんて話してたら是非とも夜に来てくださいと。

昼は忙しくて語れないので夜来て一緒に飲みましょうという事になっていますよー。

なので夜に行かなければといつも思っている次第です。

 

美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。