9月の静岡出張の帰りに偶然寄ったら大当たりだったお店、1国から愛鷹PAのETC入路へ行く途中に有る。

 

 

通りすがりにビビット来て、先のコンビニ駐車場で反転して来て入ったら大ビンゴでした。

メニューは醤油、塩、味噌につけ麺と一通りそろっていますが、一推しは中華そばと呼ばれている節香るこちらなんですね。

 

麺は太麺と細麺が選べる、この日は未食の細麺と思っていたのですが。

暫く食べられないと思うとやっぱり独特な食感でおいしかった太麺をポチリ席に着きます。

今回も前回同様まだ券売機が治っていなくて、無銭でポチってから券を渡して清算です。

中華そばが登場です。

 

 

茶濁したスープに節由来の出汁粉が溶け込む、海苔に乗った物も魚粉では無く節の出汁粉だ。

この出汁粉というのが実はこのラーメンのキーポイントなんですね。

今でさえ出汁粉という品物が流通しています、ティーバックになってるのも有りますよね。

昔はこれ鰹の削り節の副産物というか、削り節にならない端っこの方を安く加工場で売ってた。

これは現在でも大方そのようで主に飲食業向けに卸しているようで、沼津は鰹節の加工所が多いですからこちらもそういったルートから仕入れているのだろう。

鰹節だけでは無い、沼津ではうずわと呼ばれるソーダ鰹で作られる宗田節や鯖節も多くこちらも配合された出汁粉を使っています。

そのスープは。

 

 

先ずなによりベーススープかしっかりとしている事。

豚骨ベースで白濁するまでは煮だされてはいないものの豚の旨みがたっぷりで、ラードが多めに浮かび更にうま味を助長する。

醤油は角が取られて控えめに使われています、なので塩味は少いのですが。

そこへたっぷりの節の出汁粉が加わって出汁と醤油と豚骨とが漫然一体になると。

中々ありそうでないスープなんですねー。

これ前回も書いていますが、このタイプのラーメンは都内でもボニートボニートさんとかつお拳さん位しか知らない。

そしてこちらそれら都内の名店に全く引けを取らない、いやそれ以上じゃないかと思う位ですよー。

 

 

麺もこれ独特で、こちらは太麺なのですが食感が普通と違います。

表面はチュルっとしていますが芯は加水少ない。

何といってもその食感がとってもパツリっとしているんですねー、歯切れがいいというか。

ズバズバと啜ってパツっと切れる、美味しいスープを纏ってもう箸が止まらないですよー。

 

 

乗せ物もスープに合わせたか控えめ味で肉感有る軟らかチャーシューに。

シコっとしたメンマにナルトにカイワレ、海苔に青ネギに追い出汁粉と抜かりなしです。

 

 

いやぁ美味しかったですねー、これこちらに進出して良い立地に有れば並び確定なお店ですよ。

良いお店に巡り合えましたねー。

前回色々とラーメン談義をしたおかげか店主さん入るなり私の事を覚えていたようで今日はこちらでお仕事ですかと。

こういうお店が出来るのも又旅先でのラー食の楽しみでもありますね。

とっても美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。

 

 

 

追記

こちらランチ時に食後にこれが付いてくる。

 

 

いやいやいや、これは驚きました。

ラーメン屋といえばランチ時に欲しいのは回転率です、食べたら早く出て行ってもらって次の客の提供にかかりたいと。

そうやって利益を上げなくてはと度の店主も思う物。

こちらは食後にゆっくりとして行ってという事ですね、お菓子付きですよ。

確かにくるお客さんは地元の方で、店主と同年代の方が多く食後もお話などしてゆっくりしていく方が多い。

やはり田舎なのでしょうかねぇ、まぁのんびりしてて良いのですがちょっと心配になっちゃいます。

車で来る方が多く駐車場は5台です、なので回転良くすればもっとお客さん入ると思うんですがねぇ。

駐車場が空かなけれゃ入りたくても入れないですからね。

そんな事を思うのも、このお店いつまでも続けて行って欲しいという気持ちからですね。