場所は埼玉県富士見にあるららぽーと内です、大きなフードコートにこの店舗は有る。
蔭山楼といえばそれはフカヒレ料理で高名な恵比寿に有る超有名中華料理店です。
オーナーシェフだった蔭山氏は現在自由が丘で同名のラーメン店を個人で運営しているようですが、このフードコートのお店は名前からも関連のある資本系のようですね。
こちら実は2回目の来訪です、入れ替えになっていないのは売り上げも良いようで。
6年前の初訪時と外観も変わっておらず人気店となっているようです。
ただ隣りがつじ田で、こちらの方が来店者は多くてこのエリアではこちらのつけ麺食べている方が半数以上ですね。
オーダーは口頭で、勿論こちらを頼みます。
6年前は880円でしたから100円の値上げですね、これは現在十分に許容範囲です。
5分程で出来上がりました。
ほぼサンプル画像に忠実です、レモンが一カケ付いてくる、これ以前は袋のレモン汁だったのだがちょっと良くなっていますね。
配膳時に半分くらいから味変にお使いくださいとのアナウンスが有りました。
これは何も言わないと始めからかけちゃう方が多いからでしょうね、ラーメン好きなら味変と判りますが一般の方では唐揚げのレモン感覚なのだと思う。
具材豊富でこれで1000円以下なのが信じられない位、鶏蒸し肉やレタスがヘルシー感を引き立たせます。
事実ヘルシー志向の女性客が多く食べているのを実感しますよ(平日昼なのでおばちゃん率が高いですがね)。
早速スープから行ってみましょう。
トロミのある鶏の旨みがたっぷりのスープだ。
手羽先を中心に鶏が煮溶けたコラーゲンスープです、これはうまーい。
もうね、フードコートクオリティじゃない、流石に蔭山楼の名は伊達じゃないですねー。
多分レシピを伝達した専門業者による冷凍スープなのでは無いかと思います。
今はそういうスープ専門業者が有って、一部では個人店でも導入している所が有るくらい実は浸透しているんですよ(特に多店舗展開には有利ですからね)。
麺は硬めの茹で具合のしっかりとした物、縮れがスープを良く纏ってくる。
濃厚鶏白湯に負けない食感でわしわしと食する感じ、小麦感もしっかりありこの辺りの監修も流石です。
鶏チャー、というか蒸し鶏ですねこれ。
ただサラダチキンのような軟らかジューシーなものでは無い、食感がこれも又しっかりとしている、というか硬いのだ。
このような仕様なのかコスト的にこのような鶏しか使えていないのかは不明ですが、私的にはも少し柔らかな方がと思う位でした。
前回はそんなことは無かったですからこの日のバラつきなのかもしれません、やはり食材は統一性を持って欲しいと思います。
後半レモンを投入です、勿論思った通りにさっぱりとします。
トロミのあるスープなのでゾーン分けして楽しむことも可能、勿論そうしますよー。
最後にレモン無し部分でスープを味わいフィニッシュです。
いゃあ美味しいですよねー。
何度も言いますがフードコートのクオリティじゃ無いんですよ。
一店舗でも十分に人気店として成り立つ味です。
じゃなけれゃ群雄割拠な大きなフードコートで何年も続けられる訳無いですよね。
実はこのスープベースの担々麺がかなり美味しいんですよ、次回はこちらを楽しみましょう。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。
ガツに
追記
蔭山楼といえば元を辿ると恵比寿で人気だった中華の名店筑紫楼が源流です、。
筑紫楼さんはフカヒレ料理で名を馳せました、その筑紫楼の料理長だったのが蔭山楼店主の蔭山氏だったんですね。
その後筑紫楼さんは継ぎ手がおらず閉店するのですが、独立を模索していた蔭山氏が(一時千葉の船橋市近郊で腕を振るっていた時期が有る)同店を引き継ぐような形で蔭山楼を開店します。
当然蔭山楼さんもフカヒレ料理がメインの名店になるのですが、ここで出される鶏白湯麺が評判となり、TRYラーメン大賞で鶏白湯部門第1位を3度も獲得し殿堂入りする程になった。
だが数年前に恵比寿蔭山楼を弟子の柳下氏に任せると、自らは地元の自由が丘にてひっそりと鶏白湯メインの小さなお店を開店するのですが、。
やはりフリークにすぐに情報は伝達されて連日の行列店となるんですね、。
その後は情報がつかめていないです、現在は自由が丘蔭山楼を検索するとチェーン店の蔭山楼が出てくるのでもうこちらに任せたのでしょうか(関西にも進出していますねー)。
更に混乱するのは、自由が丘蔭山というチェーン店舗が有って、楼の字が抜けている。
という事は蔭山楼の名を借りた別のチェーンなのだろうか(近くの亀有アリオに有って何度か食べていますが、今年9月に閉店してしまった)。
そして鶏白湯蔭山というこれまた楼が抜けた店が高田馬場に有りこちらは確かに蔭山楼と繋がりのある鶏白湯麺に特化したお店という事は判っています。
なのでこちらは蔭山楼関係の資本系チェーンなのだろうというのが現在の私の推測ですが。
この辺り詳しい方がいらっしゃったら是非ともお願いいたします。