スカイツリーのお膝元、何時もの押上オリンピック内に有るピッコリーというフードコートです。
こじんまりとしていますがそれでも4人テーブル10に2人テーブル4とカウンター5席あります。
こちらのチーフさんは優秀で特にラーメンに力を入れてくれていて、業務食材を駆使して色々なラーメンを楽しませてくれています。
今回目を引いたのはこちら。
なんと家系ラーメンだ、何処かの業者が家系スープを完成させたのでしょう。
その実力は如何物か、早速試してみましょう。
選んだのは何故か家系ねぎラーメンと、先日のラーショのネギラーの影響でしょうか家系には無いこちらをオーダーしてしまいました。
まあこの後この選定が吉と出るのですがね。
着丼です。
有るようで無い家系に白髪ネギのトッピング、この時点では普通の家系豚骨にしていなかったのを反省です。
葱が入るので100円高い訳ですが、ノーマル家系豚骨には味玉が半玉ですが入っていたんですねー。
気を取り直して早速スープから行ってみましょう。
見た目はマジに家系です、それも壱六等の資本系とは違う本家筋に似た色をしたスープですねー。
早速一啜り、その結果は。
うーーーん、豚骨が感じられない、、。
いや有るんですが、それは家系としては全く物足りないスープです。
浮かぶ油も鶏油じゃないし、確かに豚骨醤油は姿は似ていてもこのスープは家系じゃないですね。
かなりライトなのでどんどん進める誰にでも受け入れられそうな豚骨醤油です。
なのでフードコート用というか、そういう万人向けに家系の癖をそぎ落としたすスープのようですね。
麺はこれこちらのフードコートのラーメンのスタンダードな物を使っています。
なのであの坂井製麺の物とはかけ離れた麺です。
そして乗せ物は。
定番の海苔は一枚の1/6サイズが3枚、海苔自体もそれほどグレードの高いものでは無い。
チャーシューも勿論業務食材だが焼が入った物。
ただ味的には薄くてインパクトは無いですね。
ほうれん草は家系定番の冷凍物では無い、スーパー併設なのでそちらから入手したと思われるこちらは量も納得でこういうフードコートのメリットでもありますね。
ネギは白髪状でこれ晒していないやつです。
先日のラーショのネギラーでもそうでしたが、暖かな時期のネギって独特な辛味風味が有るんですよね(寒くなると甘味が増して鍋にはピッタリになるのですが)。
私これが大好きなんですよー(食後はニンニク並みに注意が必要ですがね)。
なのでライトな豚骨に良いアクセントを付けることが出来ました。
海苔巻きにして楽しみましたょー、ライス巻きはもうカロリーオーバーだしお腹に余裕も無いので出来ませんからね。
ネギ麺巻きがこれおいしかった、口中でのハーモニーが楽しいですねー。
という事でこちらの家系豚骨ラーメンはやはりフードコート仕様でした。
癖は全く無くてあの家系ならではの醍醐味は殆ど有りません。
でも食べやすいのは確かで、万人向けなのはよーく判ります。
だけどこれを食べて家系の例えば本家筋に等行ったらその違いに驚くんじゃ無いでしょうかね。
そういった誤解を招きだすことも考えられると。
見た目はほぼ一緒ですからこれはちょっと地雷踏んじゃう方がいるかもですね。
こちらのフードコートは前述チーフの方が熱心で、色々な業務食材を駆使して新たなメニューを開発しています。
私が業務食材の現状を知るのにこのフードコートは誠に有難い存在なんですね。
という事で、今回の感想はやっぱりまだ思い切れていないところが多々あるという事でしょうかねぇ。
これはカップ麺の家系ラーメンに付いても言える事ですよ、もっと踏み切っても良いんじゃないかと思います。
ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。