セブンゴールドの各定番カップはここの所次々しリニューアルしています。

すみれ、一風堂と食べて今度はとみ田監修だ。

 

 

昨年10月にリニューアルしたばかりなのですが1年経たずにです、今回のテコ入れはどうなっているのでしょうかねぇ、興味津々です。

 

 

内容は変わった、4パックだったのが3パックになっています。

以前物議をかもした山椒オイルが無くなっていますねー。

それ以外はパックの色が違う位で基本は同じなのでしょうかね。

早速熱湯4分での出来上がりはー。

 

 

見た目スープの色とかは殆ど変わっていないか、ただ浮かんでいる油の量が明らかに減っている。

では、スープから頂いてみましょう。

 

 

やはりスープに油は申し訳程度に玉に浮かんでいるだけだ、前作は丼縁に層をなしていたほどだったのにです。

では頂いてみましょう。

 

いややっ、これは驚いた、前作と比べると大分あっさりとした豚骨だ、これはラード系の油脂が少なくなったのに由来するかと。

そしてかなり塩味が立ってる、標準の湯量だと結構しょっぱい。

なのでカップの線よりも1割ほど湯を足してみた、正直この方が正解かなと思う仕上がりでしたが、ライスと合わせるには良い位の塩味かなぁ。

 

私のとみ田の経験は並びが大分凄くなったころから行っていない、事前整理券の予約制になってからもだ。

なのでその感想は系列の松戸富田食堂や同富田麺桜(旧大勝軒ROZEO)平井の心の味製麺等になるのだが。

本店を暫く食べていないのでここはカップ麺としての前回の物との比較とさせていただきたい。

 

先述のように油分が少なくなっているので濃厚度は前作よりも控えめだ。

とはいえ臭みの無い豚骨は秀逸で、この手のカップに良くある人工的なトロミも抑えられた美味しいスープです。

 

 

麺は前回の物と変わっていないようだ、とみ田の物とはまるで違う丸切りで中細の縮れ麺。

とみ田の腰のある角切りのストレート麺とは見た目同様全く違う。

ノンフライの麺としては癖も無くチュルチュルして濃厚スープを良く纏ってカップ麺としては優秀な麺と思います。

 

という事で前作と比べるとかなりの違いを感じた今回のとみ田監修超濃密純粋豚骨らぁめんカップでした。

何よりパックの山椒オイルが無くなった事。

そして浮かぶ油脂の量がかなり少なくなった事。

何だかこの後このカップはどういう方向へ行くのだろうかと、そんなふうに感じる。

 

 

 

という訳でとみ田を感じられるかどうかといえばそれは、私自身現在そのスキルが無いので何とも言えません。

美味しいかどうかといえば美味しいカップで有ることは間違いないです。

ただ前回の物と比べると濃厚さを演出するラード由来の丼縁に幕張る脂とか、油分なのにあっさりと味変になる山椒オイルといった面白みは無くなってしまったかなぁ。

 

なので相変わらず美味しい事は確かなのですが、食べる楽しみは後退してしまったと思うカップでした。

ごちそうさまでしたーーーーーーー。