久しぶりの凄麺確認は京都背脂ラーメンです。

確認というのは凄麺って割と大きなリニューアルについてはメーカーHPで発表されるのですが細かく変えている場合も有る。

なので何年か食べていないものはこうして食べてみることにしています。

まぁ、美味しくて食べたいからってのが一番の理由で有るのは確かですが。

 

 

メーカーのヤマダイは凄麺のご当地シリーズは地元団体との協賛を得ているものが多い。

 

 

こちらも京都市観光協会の推挙を今年より得ています。

手間はかかるがギャランティはかかりません、このあたりヤマダイはやり手だと思いますよ。

内容を見てみましょう。

 

 

3パックです、定番の液体スープや先入れ後入れのかやくと凄麺にしてはシンプルだ。

熱湯5分で出来上がりはー。

 

 

九条系ネギがたっぷり浮かぶ正に北白川系らしいラーメンだ。

らしいと書いたのはそれは京都には3大ラーメンというのが有って、一番の老舗の新福菜館さんにますたにさん、第一旭さんがそれだ。

こちらはその中のますたにさんを模したラーメンのようです。

ますたにさんは昭和22年(1947年)に屋台から創業した老舗で、銀閣寺近くの北白川に本店を構える現在でも超有名店だ。

この北白川にルーツを持つのは最近関東での躍進著しい魁力屋もそうですね。

また東京日本橋にもますたにさんはあり、こちらはのれん分けという形でいち早く北白川系京風ラーメンを首都に知らしめた。

その味の組み立ては微乳化した豚骨醤油スープに背脂が浮かぶというもの、今現在は割とスタンダードなこの形態を今から77年も前に完成させていたというから凄い事ですよね。

では、こちら凄麺京都背脂醤油スープを食してみましょう。

 

 

背脂調理品と玉になったラードが浮かぶ、ただますたにさんに比べると背脂は全く少ない。

その味は豚の旨みと香ばしい醤油、チキンエキスも使われているようで通り一辺倒な豚骨では無い、複雑でしかも誰が食べても美味しいスープになっています。

うまいうまいとどんどん啜っていても、何処かに懐かしさが有る様な、これ凄い事だと思う。

 

 

麺は凄麺得意の多加水な細い縮れ麺。

ますたにさんのは似たような太さであるが加水はもっと少なくて縮れも少ない物。

これは凄麺の手持ちの麺の中から似たものを選んで搭載しているようで、コストが関係しますからこれはこれで良いでしょう。

スープ絡みも良くてチュルチュルもズバズバも啜れて文句なしです。

 

 

他には乾燥メンマが少々と。

 

 

これまた汎用のペラチャーが1枚とシンプル。

たっぷりの九条系ネギと背脂加工品にコストを取られたという所でしょうか。

 

 

という事でやっぱり美味いわー、が総括になってしまいますねー。

比較としてますたにさんを引き合いに出しましたが、ますたにさんのスープは背油が沢山浮かんだ豚骨醤油で底に一味唐辛子を忍ばせてます。

そう3層構造になっているんですね、流石にこちらはそこまではやっていないですね。

 

ヤマダイ公式のアンケートランキングでは、常勝1位の佐野ラーメンに迫る人気で。

私もランキングつけるとすればこの京都はかなり上位へランキングされます。

それは佐野→ねぎ味噌の逸品→京都→横浜サンマー→広島担担麺といった感じでしょうか。これらはどれも優秀な凄麺の中でも突出してると思う(終了してしまった埼玉辛豆腐が今も有ればこの中に入るのですが)。

兎に角再確認も変わらずの美味しさでしたね、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。