このカップを初めて食べたのは昨年の5月でかなり良く出来ていたのを記憶した。

その後11月にリニューアルしてこの新と書かれたバージョンになったのだが。

なんだか札幌味噌ラーメンらしさが薄れていて残念に感じていた。

この手の商品は1~2ロット生産したら暫く無くなって、評判が良い物は再版されるという事を繰り返す。

なので今回は期待を込めて確認で食べてみた。

 

 

本当は買うかどうか躊躇したんですね、パッケージが全く変わっていないので内容りリニューアルは無いのかもと。

なので意を決して(大袈裟)買ったんですね。

内容は。

 

 

んー、全く変わっていませんねぇ、いやな予感が。

さっそく熱湯5分です。

 

 

見た目もおんなじです、私が残念に思った事もそのままになってる。

ならばスープはどうだろう。

 

 

これも同じです、やっちゃったな―。

 

純連さんは私本店では無く北31条店という国道231を石狩へ行く途中の市内からは外れたところで食べています。

駐車場もあり観光客は来ないので並ぶこと無く食べられました。

濃厚な味噌に生姜が効いたラードがたっぷりと浮かぶ正にTHE札幌ラーメンという物でした。

 

このカップもその特徴はよくとらえていて濃い目の味噌をベースにしっかりとした動物の下支えと野菜の風味旨み、やはりの生姜にラードが香る純連の味噌ラーメンを良く再現しているとは思う、、、のだが。

私がこの新リニューアルした時に感じたマイナスは今回も取り戻されてはいませんでした。

それは表面を覆う油の量で、これが初めて食べた時の物とは全くボリュームが違う。

こちらがその初めて食べた時のカップです。

 

 

比べれば一目瞭然幕を張った脂の量です、ただこれでもまだお店の量には適わない位。

そう純連もすみれも提供時はアツアツなのだが湯気が一切立っていない、麺を引き上げると初めて湯気が上がるというラーメンなんですね。

それが昨春のリニューアルから少なくなってしまっている。

これは消費者リサーチで、全国で発売するにしては流石に油が多すぎとの判断からだろう。

 

 

麺は初回から変わっていない、森住製麺製の黄色く縮れの入った札幌麺を何とか模している。

太麺だが縮れが多く濃厚味噌スープを良く纏って来ますよー。

 

 

今回はやっちまったな―という感じでした、何も変わってはいなかったと。

という事は今後も出てくるものはこれと同じものなのでしょうねぇ。

数多あるカップ麺ですから、尖った商品というか、ここまでやってるかという物が有ってもいいと思うのですが。

まあ実績がないと落とされてしまう企画開発としては、よほどの上司や幹部や社長がいないとそういう事は無理でしょうね。

唯一可能なのは商品開発部に社長の息子が部長のまるか食品くらいでしょうか、そうペヤング焼きそばの会社です。

激辛物とか超大盛とか、他にも毎週のように色々なフレーバーの新作を送り出していて、それがまた当たっているという。

失敗作も有るものの負けずにどんどん新しい挑戦を続けるのは正直素晴らしい事と思いますね(とはいえ私カップ焼きそばはあまり食べないのですみません)。

 

という事で残念ながら私の思いは通じなかったようですね。

これは致し方ないと思います、やはりメーカーは多く売らなければならないですからね。

私としては初回リリースの物を推しますがそれはやはり一般的ではないようで。

 

という事でおいしいことは事実です、なのでお勧めは出来ると。

ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。