寿がきやより発売の家系MAXは2020年9月に確認して以来今まで何度か再版されている。
始めて私が食べたのは2021年9月で記事が有りました。
武蔵家監修家系MAXカップ、寿がきやのアジコメ、アブラオオメ、カタメ、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
ここで書いているように吉祥寺武蔵家はチェーン展開している中野の武蔵家とは関係無くて六角家出身の個人店です。
なので本家筋(吉村家を祖に持つ子や孫、曾孫、玄孫等)でありますね。
パッケージは細かく変わっているようですね。
MAXというのはこのアジコメアブラオメカタメのオーダーのことをこちらではそう呼ぶようですね。
内容は。
ありゃりゃ、一パック書く無くなっていますねー。
それは海苔なんですよ、以前はこれが3枚入ってました。
確かに海苔はコストの高い食材ですから、昨今の値上げによる措置なのでしょう。
海苔は家系の代表的な具材ですから残念ではあります。
なので出来上がりは。
見た感じは以前と変わらぬようですが、やはり海苔なしは寂しいなぁ。
では前回食べたものと比較しながら食べていきましょう。
先ずはスープから。
コールがアブラオオメですからびっしりと脂が浮いています、その油は家系といえば勿論鶏油なのですが、こちらは鶏油風味の油なのでしょうか。
一口啜るとー、やっぱりショッパイ。
以前の物同様塩分は高めですが、それはアジコメっ書いてありますから承知済です(味濃い目の略のアジコメは六角家系の言回しですね)。
豚骨感もしっかりとある、家系独自の豚ガラから摂られる呼び戻しスープを良く再現してはいるのだが、ちょっとやりすぎ感あるかなぁ。
家系といえば坂井製麺の縮れのある太麺で長さが短い物。
だがこちら吉祥寺武蔵家さんでは三河屋製麺の似た麺を使っています。
それを何とかノンフライ麺で再現しようとしています、勿論お店の物とは違う物ですが形だけでもなんとか似せようと努力は伺えますでしょうか。
確かにカタメを再現しているようですが、カップ麺の宿命で時間と共に柔らかくはなってしまいます。
という訳で内容的には以前のバージョンとほぼ同じで海苔が無くなっただけ。
何とも寂しい結果ですが実販価格を税込み300円以内に収めるのには致し方なかった判断だと思います。
何だか日本経済の縮図を見ているようです、、、なんてね。
ごちそうさまでしたーーーーー、、、、、、、。
追記
通常家系では総本家吉村家さんに倣い味や茹で加減などを好みに調整できます。
麺 ヤワメ→フツウ→カタメ (六角家系ですヤワメがヤワラカメになる)
味 ウスメ→フツウ→コイメ (六角家系はウスメがウスアジ、コイメがアジコメになる)
油 スクナメ→フツウ→オオメ (六角家系には油の無いヌキもある)
なので、麺を固め味はそのまま油多くは、カタメフツウオオメになります。
私は以前はカタメウスメスクナメでしたが現在では全部フツウにしています。
これがお店の味なのではと思うようになってからずっとこれです。
ただ六角家系のように独特な呼び方も有りますので気になりますが、本家筋にはこの頼み方を書いた黄色い看板が有りますからそれで確認ですね。
インスパやチェーンも大体これに倣っているでしょうかね。