この日は決めていた、崎陽軒で限定で出ているこのお弁当を是非とも食べてみたいと。

午前中にちょっとしたものの引き渡しが東陽町であった、なので帰りに東京工場の直売店へ寄ってみると。

11時半過ぎていましたが何とか最後の1ケを購入することが出来ました。

 

 

工場直売とはいえ配送が最優先なので直売でも無い物が結構ある、特に限定物は数量も少なくて午前中の早い時間から無くなってしまいます。

午後の出荷分も有るようですがその時間は来たことが無く不明です。

 

では内容を見てみましょう。

 

 

ジャジャーン、豪華だ、美味しそうですねー。

これでお値段税込み1460円です、ちょっと安いと思いませんか。

では何が入っているか見てみましょう。

 

左上からです。

 

 

オクラが乗るのはなんとトマトあんかけ胡麻豆腐です、ねっとりとした胡麻豆腐でおいしー。

左上はがんもどき煮、出汁が染みててこれまた旨い、ハム状のものは何と合鴨の燻製だ。

軟らかな鴨肉は燻蒸香も乗ってかなりの美味さです。

 

その右側は。

 

 

黄色い団子状の物は南瓜とトウモロコシの蒸し団子、だが食感はつくねみたいだ。

味の方もつくねっぽい、南瓜とトウモロコシとは思えない。

白い物は求肥、食後のデザートですね。

 

中段の左から。

 

 

左は冬瓜と枝豆の餡かけ煮、そして定番のシュウマイが2ヶです。

餡かけは出汁がしっかり浸透しています、シュウマイは説明必要ないですよね。

 

その右側は。

 

 

胡麻がかかっているのは牛しぐれ煮すだちみぞれ揚げ茄子添えだ、ややこしい名前だが味はご飯にピタリの濃い目で美味い。

野菜煮物は南瓜、しし唐、レンコン、ニンジンで、こちらもお出しが染みててまいうー。

 

下段は。

 

 

穴子飯ですよー、柔らかく炊かれた穴子は小ぶりながら旨みはしっかりとあります。

何とも盛りだくさんな内容ですよねー。

 

最後に食べたデザートの求肥、これが何と柚子味だったんですね。

それも結構鮮烈でこの〆には最高でした、本当によく考えられたお弁当でしたね。

 

 

 

崎陽軒のお弁当は旅弁なのでどれもそれを意識している。

先ず開けた時に臭いが殆どしない、周囲に考慮した設計になっているようでこれに気が付く人ってあまりいないんじゃないかなぁ。

私はごちそうを目の前にするとすぐに臭いを感じたくて鼻先を持っていくのだが、その時に不思議に感じたんですね。

それで私なりに理解したのが人様に迷惑かけないようにとの配慮じゃないかと。

ただこれは崎陽軒に確認したわけでは有りませんのであしからず。でも多分そういう事なのだろうと思います。

 

という事で臭わないが味はしっかりとしています、どれもが単体で美味しいと感じる具材だ。

しかもこの品数なので御飯が足りない位、というかこちらは穴子飯なのでそれだけでも十分美味しく食べられます。

 

という事はこれも私なりの解釈ですが。

ゆっくりと車窓を見て、お茶なりビールなりお酒なりと一緒に楽しんで下さいというコンセプトで作られているのでしょう。

一品一品が飲兵衛としては誠に楽しい料理ばかりですよー。

なんてこちら食べていて、何処かのんびりと旅がしたいなーと。

そう、そんなノスタルジックな気にさせるお弁当でした。

 

崎陽軒は定番だけでなく、季節限定のお弁当も目が離せません。

なのでこれからも定期的に訪れる事にしていますよ。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。