ニュータンタンメン本舗は昨今注目される神奈川県川崎市のソウルフードだ。
起源は古く1964年にJR南武線川崎新町駅近くに元祖ニュータンタンメン本舗が創始者五十嵐源吉氏の手により創業した。
ラーメンと共に焼肉もメニューに載る店は瞬く間に人気店となったという。
ニュータンタンメンも勿論五十嵐氏のレシピで、中国で担々麺を経験した五十嵐氏が何とか日本人向けに出来ないかと溶き卵を入れるなど創意工夫したのがニュータンタンメンです。
川崎発なので市内には店舗も多く近隣の東京南西部にもお店は有るが。
私の住む東京極東部にはほぼ無い、ただ唯一JR新小岩駅近に1店舗だけ有るんですね。
ニュータンタンメン本舗、。川崎あたりのソウルフード、食しましたよー、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
確かに常習性のあるラーメンで、暫くたつとまた食べたくなるラーメンです。
カップが出たのは5年ほど前、その時から完成度は高くいつしか定番商品になったほどだ。
サンヨー食品の縦型ビックカップの店舗再現系の物には今までこれといった物に出会っていない。
それは旧態依然とした揚げ油臭がする油揚げ麺を搭載していることによる。
幾ら良いスープが出来たとしてもこの麺から出る油揚げ臭でまたこれかよと思うような出来上がりの物になってしまう。
ただこのニュータンタンメンは違う、この油揚げ臭が気にならないどころか+に作用しているようにマッチングしているのだ。
内容は。
特徴である溶き卵状のフワ玉が沢山入る、粒肉も入ってますねー。
では早速熱湯3分、出来上がりはー。
一面にフワタマが乗り唐辛子の粒が浮かぶ正にニュータンタンメンの出で立ちだ。
ただ口径の小さな縦カップなので総量としてはそれ程多くは無いようです。
では、スープ行ってみましょう。
先ず始めに香って来るのはニンニクです、これがふわりと鼻腔を突く。
そしてカプサイシン、唐辛子もこれまた香る。
一口啜るとー。
はいー、間違いないニュータンタンメンですよー、再現性はかなり高い。
それはニュータンタンメン自体の味の作りが市販のガラス―プの素わ溶いたような造りだから。
塩味は有るが醤油の風味も強くなくやはりニンニクと唐辛子が香る独自のスープなのが大きい。
なのでカップでの再現がし易いというか、前述油揚げ臭もニンニクと相性が良く気にならないどころかよりらしさをアップしているように感じるのだ。
なので麺に関しても言うことは無い、うまいとか不味いとかじゃなくてスープのコンセプトに合っているとしか言いようが無い。
ただこの麺初登場時とは変わっているんですね、太さとか縮れに変わりは無いようなのだが表面の仕上がりが違う。
もっと透明度を持ったつるりとした麺だったんですね、勿論この方が断然おいしかったわけですが、これはコストとの絡みがある様なので何ともです。
因みにこちらが以前の麺です。
ね、表面がツルリとしているでしょ。
個人的には初期のこの麺に戻ることを期待しますね。
辛さもそこそこあります、なので苦手な方には要注意なレベルか。
でも激辛では無いですから普通の方にはああ辛いな位なので構えるようなものではありません。
いやぁやっぱうまいやこれ、サンヨーのお店再現系としては縦カップ史上最高の出来だと思う。
それはカップ麺の最上位仕様であるノンフライ麺で液体スープの丼ぶりカップの物と比べても上位に来るくらいの出来栄えだと思う。
でもですね、私これを超えるカップ麺を体験しちゃってるんですよ、それはこれ。
2年ほど前に発売されたニンニクダブルだ、これ最高でしたねー。
ダブルは店舗でもある仕様で、ニンニクと挽肉と溶き卵をそれぞれタプルに出来ます。
全てダブルにするのはトリプルダブルという、私も最近はこれにしています。
なのでカップ麺でもトリプルダブルが出たら最高なんですがね、考慮しませんか、サンヨー食品さん。
という事で縦カップの油揚げ麺という仕様ながら上手に美味しく再現してきたカップでした。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。
追記
現在川崎がホームのフロンターレの応援カップになっていますね。