今月13日にリニューアルしたばかりの新製品です。

だが前回のリニューアルは昨年なのですね、凄麺にしては速いサイクルだ。

パッケージも変わっていないようなのだが、よく見るとカロリーが348㎉から365㎉に増えています。

 

 

湯浅醤油の蔵匠 樽仕込み醤油を使っているのも前回同様だ。

内容を見い見ましょう。

 

 

3パックは変わっていないが、かやくは前回と違い一つが後入れになっています。

という事はスープが今回のリニューアルのメインという事なのでしょうか。

早速熱湯細麺なので4分です。

 

 

見た感じは以前同様紅白が反転したナルトにチャーシュー、メンマに葱だ。

後入れになったネギはフリーズドライで風味を生かすための後入れだろう。

 

 

紅白反転のナルトは勿論和歌山ラーメンの超人気店、井出商店をイメージしての事だろう。

和歌山中華そばはあっさり醤油の車庫前系と呼ばれるものと、濃厚スープの井出系に大まか分かれるという、なのでこれは井出系を再現しているスープですね。

早速スープから行ってみます。

 

 

茶濁した濃厚そうな醤油豚骨だ、ただ同じ醤油豚骨で有る家系とは違い豚骨臭はさほどでない。

醤油はもっと立っています、湯浅醤油の蔵匠 樽仕込み醤油は使用している醤油の20%使用されているという。

浮かぶラード系の油も多めでしっかりした組み立てのラーメンスープです。

 

 

チャーシューはバラ肉、薄いものの良くあるプレスの成形肉じゃない。

ライブ感あります、こういう所にも手抜かりないのが凄麺なんですね。

 

麺は凄麺としては珍しい中加水の細麺で、これも井出系に寄せたもののようです。

 

濃厚な豚骨に醤油がしっかり効いた美味しいラーメンでした。

リニューアルのカロリーが増えた分は何だったのでしょうかね。

見た感じとしてはやはり脂の量が少しだけ増えたように感じますが。

いずれにせよライスにも合う(和歌山では鯖寿司がテープル上に置いてある)ようなラーメンでした。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーー、、、、。

 

 

 

 

ここで昨年のレビュー時に書いた追記を再記しておきます。

 

思えば久留米発祥とされる九州豚骨も、ホープ軒本舗発祥の東京豚骨も、この井出系和歌山ラーメンも元はといえば調理ミスで豚骨を煮すぎてしまい、それを仕方なく食べてみると美味しくて店に出したところ好評で定着し今に続くと。

これらが戦後の復興~高度成長期に多少の時間差は有るものの各地に突発的に登場して来たのはとても興味深い事ですね。

やっぱりラーメンって楽しくて美味しいものですねー。