金ちゃんヌードルは徳島製紛が発売するカップ麺、その名の通り徳島県のソウルフードとも言えますか。

 

 

カップ麺の元祖カップヌードル発売後の3年後、1973年には発売された歴史あるカップ麺だ。

現在1万円獲得のキャンペーンをやっていますが、そちらは徳島製粉のHPをお願いします。

 

 

私がこの存在を知ったのは1980年代初めの頃かなぁ、あるスーパーにて見たことの無いカップに惹かれて買ってみたのが始まりだ。

というのもその頃でもまだ都内での認知度は殆どない程で、正に珍しかったのですね。

なのでかそれ以降も中々目にすることは無く、ここ10年くらいから置いているのを見かけるようになったくらい。

そう、現在でもコンスタントに置いているスーパーは無いんですね。

ただ面白い事に関東を飛び越えて東北方面や北海道では割と置いてあるんですよ、何故かそういう分布図になっている。

 

 

粉末スープと金ちゃんかやくとの2パック、麺は勿論油揚げ麺だ。

早速熱湯3分です。

 

 

あー、懐かしい香りがしてきますよー。

こう見るとかなり具沢山ですが口径の小さなカップですからね、かき回せばすぐに見えなくなってしまう。

でもですね、多めのエビ(カップヌードルのプーバランとは違うようだ)が出汁に香ってていいんですねー。

ではスープ行ってみましょう。

 

 

んー、、何というか、、、金ちゃんヌードルの味なわけですよ、そうとしか表せない。

醤油味の化調が効いた、前述エビも香る油揚げ麺の揚げ油の香りもすべてが加わった単純じゃないとっても美味しいスープだ。

ある種ケミカルな合成は唯一なうま味を醸し出しているか。

 

 

麺も昔ながらの即席油揚げ麺だ。

初期の袋インスタントを湯を入れるだけのカップの戻しに合わせて細くした仕様。

なのであの昔の油揚げ麺がダイレクトに堪能出来る訳だ。

私がこちらを今も愛するのはこの理由からだと思う。

他の袋インスタントやカップ麺はどれも改修を重ね当時の物とは全くの別物となってしまっています。

だがこの金ちゃんヌードルは今だ当時の味、形態を留めている、いや守っているといっても良いかと。

そう初めて食べた時の感動を今でも感じることが出来る貴重な存在なんですね。

そんな事言うなら日清のチキンラーメンはどうなのだと言われますが、あちらはカップヌードルと共にレジェンドですからね。

 

という事で金ちゃんヌードルは私の中ではとってもノスタルジー感じるカップ麺であると。

で、その味は脳裏に深く刻まれたた美味しい物であると。

何より手軽で安くて美味しい訳で、関西や中京東海に東北などの地域でかなり売れているのも良く分かります(関東には少ないんですよね、どうしてだろうかCMもやっていないし)。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーー、、、、、。

 

 

追記。

ななにさんのリコメ書いていたらこんな事に気が付いたので、リコメをこちらにも張らせていただきますね。

 

関東にもマイナーなメーカーが多々有ってなかなかそこへ割って入れないからではないでしょうかね。
大黒食品とか麺のスナオシ等そちらでは先ず見ないメーカーが結構あるのですよ。
それらがスーパーの低価格帯の棚を占拠しているので立ち入る隙が無いのだと思います。