こちら末廣さんは墨田区の押上と錦糸町の丁度間位に有る。

この3月で41周年、12年前に大将が他界してから女将さんと娘さんで頑張っています。

私がこのお店と係りあうようになったのはもっと前、46年前に神田末広町に有ったつけ麺大王神田店からだから二十歳くらいの時からです。

当時はやり始めたつけ麺大王はその後、つけ麺という物を世に浸透させる勢いでしたからこの店へバイクで良く食べに行っていたんですね。

お店は3兄弟で運営していて、それぞれ出身地の末廣を名乗って長男銀座、次男飯田橋とこの墨田区業平へは三男さんが店を出し、現在この1店舗が残って女将さん一人で(娘さん子供が出来て産休中)頑張ってます。

 

 

以前にも紹介しているので覚えている方もいらっしゃるか、あまり記事にしていませんが結構通っているんですよ。

大本となったつけ麺では無くメニューは独自の物を40年以上前から出していて。

 

 

この中でも店名を冠した末廣ラーメンがかなりオリジナリティ高く、オニオンスライスとたっぷりの切り胡麻が入った美味しいラーメンです。

だがこの日は豚骨味の玄海ラーメンを、それもら脂が入ったゲンコテと呼んでいるラーメンをお願いした。

 

 

どうです、美味しそうでしょ。

こちらのラーメンはどれも具沢山だ、なので麺は半分にしてもらっています。

ランチ時にはどこにも表記は無いのですが麺量を20gアップして200gになっているんですよ。

ではスープ頂いてみましょう。

 

 

おおっと後ピンになっちゃってますすみません、こういう時老眼だとスマホ任せになるので確認できないんですよ。

でも濃厚そうな豚骨スープと大き目の背脂が浮くのが判りますでしょうかね。

なので濃厚な豚骨が味わえます、正に玄海(九州北部の玄界灘から取った名前)だ。

だがよく見ると茶色い油が浮いているのが判りますでしょうかね。

これ何と焦がしニンニクの香味油、そうマー油なんですよ、熊本ラーメンのアイテムだ。

だが熊本よろしくたっぷりと覆うほどでは無く、控えめに効かせてある、この辺りのセンスは亡くなった大将の舌によるもので流石です。

ベーススープは豚骨だけで無く香味野菜や乾物等も使われていてより複雑、一口目にウマーと、そして二口三口と止まらなくなる。

 

 

麺は細く縮れのある物、創業時より取引のある製麺所の物で濃厚スープを良く纏う。

豊富な具材と一緒にほうばるのもこれまた旨い。

 

 

チャーシューも何時も軟らかで美味しいんですねー。

赤くなっているのは店内の映り込みですよー。

 

いややっぱりここは名店だわ、場所が場所なら並びが出るの確実だと思う。

だが現在は女将さん一人ですからね、地元に愛されて、私のように慕う方達とで支えていけたらなんて思っています。

女将さん何時も美味しいのありがとう、ごちそうさまでしたー、、、、、。