江東区亀戸に有るラーメン潤さんは新潟県燕市にある人気店、酒麺亭潤さんの東京進出店です。
酒麺亭 潤 燕総本店 | ラーメンデータベース (supleks.jp)
前回行ったのはコロナ前の2019年1月3日だ、5年振りの来訪という事になる。
店構えは全く変わっていない、それは店内入ってもそうで。
勝手知ったるのように券売機で中華そば小をポチリ、食券渡す前に中油と伝えます。
1時を過ぎて先客は6人、その後もどんどん来店で直ぐにフルハウスになった、流石に人気店ですねー。
燕三条系といえば煮干し醤油にびっしりと背脂が乗る独特なラーメン。
これが近くの亀戸で食れるのですから有難いですね、因みに蒲田にも支店が有ります。
中華そばには小が有るので年寄りには助かります、背脂は小油→標準→中油→大油→鬼油と5段階あり、鬼油は+100円となりますよ。
中華そば小中油味玉入りです。
はいー、中油でもうびっしりと表面を覆う背脂だ、岩海苔が入るのが特徴でこれがかなり磯の風味がするんですね。
シャクッとした刻み玉ねぎも入るのでこれらを組み合わせるだけで様々な風味食感が楽しめる。
ではスープから行ってみましょう。
基本は豚鶏の豚が効いた醤油スープ、これに煮干しが軽く加わってそれだけでも美味しいのだが。
畳みかけるようにびっしりの背脂が表面を覆うのだが。
レンゲのスープ表面をよーく見て欲しい、油が玉に浮いてるでしょ。
そう液体の油分は蓋をするほどでは無く玉に浮いている位なのですね。
背脂は良く炊きだされていてこれも油分は出ていて、意外やしつこくなく食せるのも特徴なんですねー。
勿論この背脂で覆うのは燕市の中心産業である金属加工業の、残業する職人さんたちに出前でも出来るだけアツアツのラーメンを食してほしいという事から考案された。
だが現代では旨みの構築という方向へ進化しているんだと思う。
もうね熱々フーフーいってレンゲが止まらない、5年振りの感動だ。
麺はかなりの太麺で切り刃18~17番位か、縮れも少なくしっかりとした麺です。
勿論これもルーツは出前で伸びないようにとの事での太麺で加水も少なめになっています。
ズバズバムシャムシャといった感じでこれが力強いスープに良ーく合ってるんですねー。
チャーシューはロースが2枚、ジューシー柔らかでおいしー。
しっかりメンマもいいですよー。
トッピの味玉もトロタマ加減が良くてうまーい。
後半は少しですが卓上のニンニクを投入。
このニンニクがまた秀逸で、良くあるものと違って辛味のあるニンニクなのだ。
勿論唐辛子のような辛さじゃなくて、大根おろしの辛いやつ風というと分かり易いか。
なのでこれ入れるとサッパリとしたスープになるんですねー。
こんな所にもちゃんとした配慮がされている、こういうの見つけるとこれまた楽しいですねー。
何時も蘊蓄を書いたりするのですが今回はお店のこちらの掲載で十分でしょう。
特に後半が現在に繋がっているのでしょうね。
久しぶりでしたが本当に美味しかった。
何時も良ーく炊きだされた背脂は最強と言ってはいるのだが、今回はまざまざとその実力を見せつけられた思いです。
店を出ると窓にメニューの張り紙が、えーこんなに増えたんだぁ。
中華そば、岩海苔らーめんは以前から有りましたが。
何とお隣の長岡の生姜醤油らーめんまでやっているし。
つけ麺、油そばに台湾まぜそばまであるぞー、更に更にニラ肉味噌らーめんに潤次郎ラーメンだってー。
いやはや生き残りでしょうかねぇ、でもこの日見ていても皆中華そば食べてますし。
第一こちらへ来て台湾まぜそばとか長岡生姜醤油なんて絶対に頼まないと思う。
これは酒麺亭とあるがファミリーも多い本店の意向なのかと思う、でもここは中華そばと岩海苔らーめん(実は私かなりお気に入り)だけでもやっていけると思うんですがどうでしょう。
何よりこんな看板が有るラーメン屋は他に無いですからねー。
とってもおいしかった、もっと来なくちゃと思った程。
今や新店でも情報は直ぐに伝わる、なので行く前から味の傾向は知れてしまうのですね。
なので近くに新店は続々オープンしていますが、その知れてしまうという事で以前よりも新店舗への来訪は少なくなった。
今私が行っているお店は何処も長く定評のあるお店が多くなってきました。
勿論新店舗でも注目店には足を運び上々さんや。
鴨出汁ラーメン麵屋上々さん、久しぶりでしたが変わらぬ美味しさでした。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
さん式さん等は行く店リストには加えています。
烏賊背脂煮干中華そば、さん式さんの濃厚中華そばは美味しかったぁーーー。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
これからも少しじっくりと構えて、私の好きな味のお店へ行くことにしましょう。
とはいえ東京って場所は星の数ほどラーメン屋さんが有るんですよね。
つくづくラーメン好きには厳しい(修行の)場所なんじゃないかと思ってしまいます、、、、。