私の好きな梅干し、だけど現在市販されているものは梅干しでは無く色々な調味液に漬けられた梅漬けですよね。
そう、干していないのだ、なので表面は瑞々しく柔らかくて梅以外の味が付けられている。
そんな中でもなんとか梅干しらしきものは売っている。
正確にはやはり梅干しというよりも梅漬け、小梅なのですがこれが中々に美味しい。
ラベルをよく見ると理由が判る。
原材料名は国産の梅だ、そして漬けているものの材料は食塩のみ、添加物は一切無い。
そう塩だけで漬けられた梅干しなんですね、これ見つけた時即買いでした。
それくらい現在市販されているものは色々な味のエキスと添加物で何が何だか分からない梅干し(梅漬だ)になっている。
小梅なんですが梅本来の味を楽しめるというか、雑味が無いのがいい。
なので焼酎と炭酸で割っても美味しいですよー。
良く酎ハイ用の梅って売ってるじゃないですか、もう人工的なグルタミン酸だらけで舌に残るのがたまらない。
でも売れているから売っている訳で、味覚とはそれぞれですが私には合いませんです。
私の本当に美味しい梅干しはおふくろが作っていたものです。
赤しそと塩で漬け込んだのを土用干しした奴ですよ。
夜露にあてて日中天日で乾燥したそれは塩の結晶が四角くなってくっ付いてたとってもしょっぱくて酸っぱい本物の梅干しです。
おふくろはとっくに亡くなっていますからあの梅干しはもう食べられませんね。
勿論今でも本物という手作りの梅干しは売っている、でもそれはおいそれと買えるような値段では無くなっています。
手間がかかる上に天候にも左右されますから歩止まりが良くなくて大量には作れませんからね。
なので現在はこんなので納得しようかなと、でも出来るだけ本物に近い物を食べたいですよね。
さて、宝焼酎で作る酎ハイに2つ入れるかなぁ。