場所は江戸川区西葛西だ、以前は錦糸町にもあったのですが激戦区の上両隣にもラーメン屋(ハッスルラーメンホンマと家家家という家系でどれも豚骨だった)という立地によりか退店した。

私としてはどれも甲乙つけがたく特にハッスルラーメンはよく行ってるしで、まあキャラがかぶりすぎたという事でしょうかね。

 

 

レトロな外装も特徴、店内もそうだ。

千葉県八千代にもお店がありますがそちらは郊外型の広い駐車場を持った大きな店舗で。

そちらには大きなホーロー看板が沢山付けてある(由美かおるのミニスカなアース製薬や定番ボンカレーの松山容子も有りました)。

こちらでも食べるものは決まっています、ヨシベーラーメン塩です。

ここ近年はつけ麺やまぜそば等もメニューに載るようになった、でも基本のスープがよくわかる塩味を何時もオーダーだ。

 

 

ヨシベーラーメン塩味玉入りです。

こちらの基本は勿論豚骨、それもしっかりと丁寧に取られた豚骨スープです。

それは店内にアナウンスされていて。

 

 

下端にさっぱりとした豚骨スープなんて書いてありますが、ここまでしたスープはトロミすらある濃厚な豚骨スープです、ただ油分は少ないのでそう表記したのだろう。

では久しぶりにそのスープから。

 

 

見て判るように浮かぶ脂が少ない、なのであっさりというのも頷けはするのだが。

クリーミーな豚骨は髄まで煮だした濃厚な物、旨味たっぷりでたまらない。

このトロミの元はコラーゲン、なので唇はテラテラになりますよー。

このスープこそがヨシベーさんなんですねー。

 

そしてこれ、これもヨシベーさんは独自です。

 

 

こちら太麺と細麺とが選べる、それも自家製麺だ、私は何時も細麺だ。

太麺といっても中太位で平打ちの縮れが有るタイプはなる程美味しい麺では有るのだが。

この細麺の方は何と製麺する時に加水する水分の80%を卵が占めているのだ。

そう、高玉子麺なんですねー。

これがもうかなり独特で、プツリプツリとした食感は他には無い、こんな麺は私他に知りません。

見て判るように加水比率も高いから余計に個性は強調される。

感じの味は玉子玉子した物かというとそれは無い、むしろ小麦感の方が引き立ついうか。

黄身だけじゃなく白身も入るのでこうなるのだろう。

これは楽しい、そして美味いと。

 

乗せ物だって抜かりはない。

 

 

薄切りだが大きなチャーシューは満足感を助長する。

やはりスープ同様脂が少ないのでどんどん食べ進められる。

 

 

メンマは業務食材のようだがヤワシコといった感じか、これもいい。

 

 

味玉もこれ多分業務食材だろう、なので安定の半熟ぶりでおいしー。

 

 

いゃあ久しぶりでしたが美味しかったですねー、やっぱり大好きですヨシベーさん。

それは濃厚な豚骨スープであるのに脂が少ないスープと、何よりの高玉子のプツシコ麺の組み合わせですねー。

もう一度書きますが唯一無二だ、こんなラーメン他には知らないと。

 

今回確認して驚いたことが。

それは厨房で寸胴にブレンダーを突っ込んで攪拌してる、そうここでスープ採っているんですね。

以前は多分錦糸町店で作ったであろうスープを開店前に搬入していたのを見た事がある。

なので若い女の子が二人でオペしていたんですが、ここの所は年季入り目の方が厨房だ。

なる程現在はこちらでスープもしっかりと採っているのですね、八千代からは流石に持ってこれませんしね。

 

お店は駅の高架の脇道に面する、地元には十分に認知されているようです。

私の来店が1時半過ぎで先客は2名でしたが、その後は絶えることなく2名3名とと途切れることなくでした。

変わらぬ美味しさを堪能できました、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。