墨田区北部にある大好きなもつ焼き屋さんである。
実は2件あって一つは昔からの形態を守る老夫婦でやっているお店、こちらもとっても美味しく懐かしくも有る。
もう一つはまだ40代初めという若い店主がやっている、新鮮なモツを自らの足で仕入れたお店だ。
大体1対2の割合で行く、若手の方が2でこの日もそちらへ行った。
先ずはお通し代わりにガツ酢和えだ、そうここはお通しは無いから先ずはすぐ出てくるものを頼む。
三つ葉が目立つが白髪ネギとガツの千切りに二杯酢が合わさる。
レモンを絞って一味をかければ先付にはもってこいのアテになる、おいしー。
さて、焼き物はどんどん注文しましょう。
先ずはレバーは欠かせない。
プリップリの鮮度の良さだ、なのでつなぎ目を見て頂ければ分かりますがかなりのレアですよー。
モツは鮮度が命ですが、こちらは店主が問屋を駆け回って良い物を手に入れて来る。
そう、東京はモツを扱う食肉問屋が結構多いんですよね。
タンだ。
この日はタン先、舌の先端部分、シャクッとした食感もいい。
いえば軟らかなタン元も有るのだがこの日はこちらにした、いいぞー。
カシラです。
これは頭の肉ですが内部の肉の部分なのでカシラニクって言います、頭皮の部分はカシラアブラ、単にアブラでも通じますどちらも美味いですが今日はニクにした。
途中さっぱりとした物をという事で菜の花のおひたしを。
今日の物はイクラが乗ってます、鰹だしが張って有り箸休めにぴったりですね。
イクラが人工なのは値段からしてご愛敬です、でもセンスはいいと思います。
これ連れはお代わりするくらい気に入ってる、出汁との合わさり具合が絶妙なんだって。
シロだ、小腸ですね。
表面はカリっとで中はクニュリとジューシーと。
この時点では既に生ビーがホッピー(白)に替わっているのですが、加速しますねー。
ハツ元です、ハツ(心臓)に動脈が入る血管部分です。
これも鮮度が良いからシャキッとしてる、たまらんですね。
そしてフワだ、肺です。
その名の通り食感はフワッとしてる、といってもフワフワじゃなくってそんなスポンジーな感じの食感。
私これ好きなんですねー、勿論モツの旨みはしっかりと有るんですよー。
一通りもつ焼きを楽しんだらこんなのも頼みます。
剣先イカのアヒージョだ、これが柔らかくておいしー。
アンチョビやニンニク等で下味が付いてますからバゲットが美味しいんですねー。
オイルにひたひたにしてサクッと食べると止まらんです。
なのでお代わりと。
こちらのは小さなスライスをもつ焼きと同じ炭火で焼くのでとってもカリッとしてるんですね。
なので旨みをタップリと抽出したアヒージョのオリーブオイルをいっぱい付ければもう美味しくて止まらなくなります。
それは同時に酒も止まらないという事で、この日もたっぷりと頂いて大満足で帰路につきましたぁ。
いやぁ、こういうお店が近くに有るのはいいですよね、ありがたいですよ。
次はいつ行くかなぁと、そう思った時が行き時なんだと思います。
おいしかったぁー、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。